配偶者控除と配偶者特別控除の違いは? <no.30>

配偶者控除と配偶者特別控除の違いは?

2015/10/30キャリアカウンセラーが悩みを解決します。「あなたのキャリアにハナマルを!」

今回の相談

扶養控除のことがよくわかりません。今は103万円の枠の中で働いていますが、配偶者控除と配偶者特別控除というのはどう違うのですか?

                                     

相談者profile

名前
田中恵美(仮名)さん
年齢
38歳
家族構成
長男12歳、長女9歳
職歴
銀行勤務4年ののち結婚退社。5年前よりパートで販売の仕事に従事。
資格・特技
なし
希望の職種・働き方
現在扶養の範囲で働くことに苦労しています。仕事を、扶養の範囲の中にとどめるか。超えて働いたほうがいいか?
profile

二本柳 聡美さんからのアドバイス

配偶者控除は103万円まで、配偶者特別控除は141万円まで

アドバイス1

103万円を超えても、金額は下がりますが配偶者特別控除が受けられます
年末になるとシフトに入る時間数を制限したりして、扶養の範囲内で働くのも、調整が大変ですね。田中さんは103万円の枠の中で働くことに苦労なさっているということですが、実は103万円を超えても扶養控除は受けられます。これを「配偶者特別控除」と言います。年収103万円を超えると38万円から3万円まで控除額は段階的に下がりますが、年収141万円までは配偶者特別控除を受けられます.

アドバイス2

130万円の壁にも注意
103万円の次に基準になるのが130万円というラインです。田中さんの年収が130万円を超えると夫さんの「扶養家族」として認められなくなり、健康保険や年金を自己負担しなくてはなりません。この時の負担額は、最低でも年間30万円程度と言われています。まずは130万円を超えない範囲で様子を見てみるのも一つですね。

アドバイス3

これから先の働き方について考えてみましょう
お子さんたちも大きくなって、あまり手がかからなくなってきたら、もう少し仕事のほうにも重点を置いていきたいと考える時期もやってくるでしょう。もし、田中さんがもっと働きたいということであれば、社会保険料を支払っても同様に手元に残る年収160万円を超える程度まで時間数を増やしたほうが得策と言えます。10年後、20年後を見据えて、どんな働き方をしていきたいのか、一度計画を立ててみると良いでしょう。さらに協力を得られるように、田中さんのご希望の働き方について、ご家族と話し合う機会をもつのも良いですね。
年収103万円を超えても、控除額は下がりますが、年収141万円までは配偶者特別控除が受けられます。しかし、年収130万円を超えると社会保険料を自己負担することになるので、まずは130万円を超えない範囲で様子を見てみるのも良いですね。将来を見据えて、今後どんな働き方をしていきたいのか計画を立ててみましょう。もっと働きたいということであれば、社会保険料を支払っても同様に手元に残る年収160万円を超える程度まで時間数を増やしたほうが得策でしょう。また、これから制度が変わる可能性もあります。関連のニュースにもしっかりアンテナを張っておきましょう。 !

主婦におすすめの求人はこちら

■扶養の範囲で働く ■ブランクOKの仕事

「自分に向いている仕事がわからない」「仕事に復帰したいけど職場に馴染めるか心配」「育児と仕事を両立させる方法が知りたい」など、女性は結婚・出産を経てさまざまな悩みを抱えがち。独りで悩まないでプロのキャリアカウンセラーに相談してみませんか?ご希望される方は下記の「相談する」ボタンをクリックして、フォームに必要事項を記入してくださいね。 たくさんの方からのご応募をお待ちしています。

  • ※ご自身のこれまでのお仕事内容や希望条件について、下記のフォームにご記入ください。
  • ※サイトに掲載しても構わない方のご応募をお待ちしています(サイト掲載時は仮名表記可)。
  • ※相談者が多数の場合は編集部で厳選のうえ掲載いたします。ご了承ください。

相談する

著者プロフィール

二本柳聡美さん

株式会社ハナマルキャリア総合研究所 オフィスマネジャー キャリアコンサルタント

教育・保育サービス会社にて営業ウーマンとして勤務する中、キャリア・コンサルタントの資格を取得。大手人材紹介会社での転職支援を経て、現在は首都圏の自治体や大学などで、キャリアカウンセリング及び書類作成や面接の指導、入社後のフォロー等、女性のキャリア支援及び大学生の就職支援に携わる。2級キャリア・コンサルティング技能士。東京都出身。一女一男の母

株式会社 ハナマルキャリア総合研究所 http://hanamaru-souken.com/


忙しい主婦(夫)にぴったりの仕事・パート・バイトが見つかる!「おしごとnet」

「おしごとnet」には主婦(夫)のための求人、パート、アルバイトなど仕事情報が満載。「扶養の範囲で」「週3日から」「主婦(夫)歓迎」などの検索ができ、職場の雰囲気、主婦(夫)への優しさを数値化した「主婦(夫)ポイント」などの表示がサイトの特徴です。自宅の近くで、空いた時間に、短時間働けるパート・アルバイト情報から、子どもの成長や生活に合せてステップアップできる仕事、正社員や管理職をめざす仕事までさまざまな仕事を掲載。この「おしごとnet」は、女性のための地域情報紙を1971年から発行、情報を発信してきた「サンケイリビング新聞社」が、主婦(夫)の仕事探し、再就職を応援するためにスタートしたサイトです。