働き方革命-いま起きている「クラウドソーシング」という追い風

2014/9/10能力開発のエキスパート藤田 聰の「働く女性を応援するコラム」

43674045

今回は働き方の多様化に伴って、皆さんにとって追い風が吹き始めた話をしましょう。「クラウドソーシング」と言う言葉を聞いたことはありますか?よく耳にされるクラウドコンピューティングのクラウド(cloud)は「雲」の意味でコンピュータネットワークを表しますが、クラウドソーシングのクラウド(crowd)は「群衆」の意味で、不特定多数の人々を表します。

主婦にとって利用しやすいクラウドソーシング(CS)

クラウドソーシング(CS)とは、インターネットを利用して不特定多数の人に業務を発注したり、受注者の募集を行うことで、またそのような受発注ができるWebサービスのことも指します。この市場には単純入力作業から開発・研究まで幅広い人材が世界中から参加しています。すでに後戻りができない世界的な潮流となっていて、2020年までに世界の労働者の4人に1人はオンラインワーカーになっているという予測もあるくらいです。

お仕事の受発注の流れは下記のようになります。

  1. ユーザー(主に企業)はCSサイトを通じてクラウドワーカーにお仕事内容を告知します。それを見たワーカーは、条件に合うようなら応募します。ユーザーは多数の応募者の中から一番良い人を選択することができます。
  2. ユーザーは委託したワーカーの仕事に関する事後評価をします。ワーカーのプロフィール・実績データベースには仕事の履歴が残ります。逆に、ワーカーも受託したユーザーに関する評価を行います。例えば、事前に確認した仕事以外の要求をしたとか、値引きを要求したなど。相互評価をすることでより精度の高いマッチングが可能になっていきます。

例えば自動車の場合、「購入する→レンタカーを借りる→カーシェアリングする」というように、まるごと所有から分割シェアするスタイルに移行してきていますが、働き方も、正社員(フルタイムの仕事)→契約社員(パートタイムの仕事)→クラウドソーシング(時間単位の仕事)と、新たなワークスタイルが増えだしているのです。

このような流れから、フルタイムやパートタイムで働くことが難しい専業主婦層の方々の新たな選択肢として1時間~3時間以内の隙間時間を活用して働くことは、クラウドソーシングを、子育てから少しづつ解放され、社会にソフトランディングするためのステップとして位置付けることもできると思います。 クラウドソーシングという助走期間を経て、パートタイム→フルタイムの仕事に就くという流れもありでしょう。新たな働き方として、クラウドソーシングも視野に入れてみてください。


働き方を選ぶ前に、あなたの可能性を発見しましょう!

藤田 聰

著者プロフィール

藤田 聰さん

株式会社 企業変革創造 代表取締役社長/能力開発のエキスパート

慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程専修。日本IBM、PAOS、組織人事コンサルティング会社取締役を経て独立。2000年、株式会社市場価値測定研究所を設立。2010年、株式会社企業変革創造を設立する。現在、立教大学経営学部兼任講師、日本生産性本部主任講師、AllAboutの「キャリアプラン」・「リーダーシップ」オフィシャルガイドを担当。2015年7月、通算10冊目の著作「夢は目標ではなく、成長の手段である。」をダ イヤモンド社より出版。

株式会社 企業変革創造 http://www.v-change.co.jp/


忙しい主婦(夫)にぴったりの仕事・パート・バイトが見つかる!「おしごとnet」

「おしごとnet」には主婦(夫)のための求人、パート、アルバイトなど仕事情報が満載。「扶養の範囲で」「週3日から」「主婦(夫)歓迎」などの検索ができ、職場の雰囲気、主婦(夫)への優しさを数値化した「主婦(夫)ポイント」などの表示がサイトの特徴です。自宅の近くで、空いた時間に、短時間働けるパート・アルバイト情報から、子どもの成長や生活に合せてステップアップできる仕事、正社員や管理職をめざす仕事までさまざまな仕事を掲載。この「おしごとnet」は、女性のための地域情報紙を1971年から発行、情報を発信してきた「サンケイリビング新聞社」が、主婦(夫)の仕事探し、再就職を応援するためにスタートしたサイトです。