あなた自身が変わる!キャリアの新しい捉え方

2014/11/12能力開発のエキスパート藤田 聰の「働く女性を応援するコラム」

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「仕事がなくなる」という危機、現実に起こってきます・・・

将来を見据えてコツコツと積み上げてきたキャリアや、こうなりたいと思い描いてきたキャリアビジョンが、あるときを境に一気に崩れ去り、そのショックから新しい環境や状況に適応できなくなってしまう-慶應義塾大学大学院教授の高橋俊介氏が著書『キャリアショック』で、そうした危機が日本のビジネスパーソンにも迫っていると警鐘を鳴らしたのは2000年12月のことでした。

それから早10年以上が経過し、グローバル化の中で多くの企業がドラステックな構造改革が求められる中、キャリアショックに見舞われる人は確実に増えていくことでしょう。

この10月に職能給から職務給に移行した日立製作所は報酬革命を起こしました。職務給は人の能力ではなく、仕事そのものに値段が付くので、そのポジションに一番相応しい人がその椅子に座ることになります。あくまでもその椅子に座るに一番相応しい実績、能力、人格を兼ね備えている人がその席に座るので、国籍や性別は関係ありません。これからは椅子取りゲームのように、椅子に座れない人が多数出てくると予想されます。椅子に座れなかった数多くの人は違うキャリアを歩むことを余儀なくされます。これもキャリアショックの一例かもしれません。

キャリアは積み重ねから繋ぐものへ

そもそも多くの日本人にとって、キャリアとは「積み重ねるもの」「蓄積するもの」といったイメージが強いのではないでしょうか。せっかく積み重ねたものや蓄積したものが陳腐化し、無に帰することへの落胆、喪失感こそが、キャリアショックを引き起こす要因といえましょう。

例えば、専業主婦の皆さんが、結婚や出産を機に会社を退職され、子育てで一定期間会社から離れると元の職場や仕事に復帰できないから、キャリアに不利に働くと感じてしまうのも、キャリアを一つのことの積み重ねととらえる典型例でしょう。

過去の仕事から得た経験知は、会社や職務などの環境が変わっても、自分の中に身についているはずです。会社や仕事を旅することで人格が形成されていくのです。専業主婦という特性上、同じ会社で一つの仕事を続けることに執着するより、過去のキャリアを新しい仕事につなげて、培ってきた能力により磨きをかけるという発想の転換。それこそが、今のような変化の激しい時代に求められるキャリア形成の視点であると考えられます。会社に期待するのではなく、自分の可能性に期待して下さい。


あなたの可能性を活かした、あなたの適職を発見しましょう!

藤田 聰

著者プロフィール

藤田 聰さん

株式会社 企業変革創造 代表取締役社長/能力開発のエキスパート

慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程専修。日本IBM、PAOS、組織人事コンサルティング会社取締役を経て独立。2000年、株式会社市場価値測定研究所を設立。2010年、株式会社企業変革創造を設立する。現在、立教大学経営学部兼任講師、日本生産性本部主任講師、AllAboutの「キャリアプラン」・「リーダーシップ」オフィシャルガイドを担当。2015年7月、通算10冊目の著作「夢は目標ではなく、成長の手段である。」をダ イヤモンド社より出版。

株式会社 企業変革創造 http://www.v-change.co.jp/


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