専業主婦は凄い仕事、もっとポジティブに捉えましょう!

2014/12/10能力開発のエキスパート藤田 聰の「働く女性を応援するコラム」

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仕事柄、企業内の研修等で30代の女性と接する機会があります。2010年以降、この5年間で大分女性の活躍度が変わってきました。10月号の連載でも示した通り、弊社の能力測定データも女性優位の傾向を示し、肌感覚でも女性が前向きでイキイキしている感があります。

このところ、育児や子育ての支援策が整備され、就労する環境が整いつつあります。男性の意識の変化もあり、「イクメン」と言う言葉が浸透してきたとおり、20代~40代の男性の子育てへの参画がかなり進んでいます。

そこでの問題提起です。確かに、「イクメン」化が進み、傾向としては賛同しますが、母親の代行的な仕事を担っている「イクメン」もいて、やや疑問があります。個人的な見解ですが、母親は感謝されるべき存在であり、父親は尊敬すべき存在であると考えています。家族によってはその役割や機能が逆転してもよいでしょう。


問題は役割がオーバーラップしていること。ここに疑問を感じています。家の諸々の家事は大変な作業です。外でする仕事と何ら変わりはありません。更に、乳幼児の場合、目を離せない状況なので、本当に大変な仕事であると思います。観察力、忍耐力、想像力、情報収集能力、対人関係力、総合的マネジメント力など、諸々の能力を獲得できるのです。

自分の友人の例ですが、ご主人の関係でアメリカ赴任中に二人の娘さんの育児に没頭されていた時、アメリカ人のママ友に「私は単なる専業主婦よ!」と謙遜して言うと、ママ友は「もっと、子育てに誇りを持つべきだわ。会社で言うと、ゼネラルマネジャー(全てをやりくりする総責任者)じゃないの。家の中では一番の要職。子供の未来に一番影響を与える存在で、遣り甲斐のある仕事だと思うわ。」という返答だったそうです。

その時より、彼女は意識と行動を変え、遣り甲斐を持って、専業主婦を全うしたとのこと。今ではその経験を踏まえ、本を出版したり、教育コーチングの学校を運営したり、大変な活躍をされています。

友人の例の通り、きちんと専業主婦をこなしてきた人はどんな仕事に就こうともベースができていると考えて下さい。退職された業種や職種の延長線だけでなく、あらゆるチャンスを考えていきましょう。専業主婦という凄い仕事をされてきたのですから。子育て支援や教育の分野の親和性は高いはずです。即戦力になることも可能なのです。


あなたの可能性を活かした、あなたの適職を発見しましょう!

藤田 聰

著者プロフィール

藤田 聰さん

株式会社 企業変革創造 代表取締役社長/能力開発のエキスパート

慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程専修。日本IBM、PAOS、組織人事コンサルティング会社取締役を経て独立。2000年、株式会社市場価値測定研究所を設立。2010年、株式会社企業変革創造を設立する。現在、立教大学経営学部兼任講師、日本生産性本部主任講師、AllAboutの「キャリアプラン」・「リーダーシップ」オフィシャルガイドを担当。2015年7月、通算10冊目の著作「夢は目標ではなく、成長の手段である。」をダ イヤモンド社より出版。

株式会社 企業変革創造 http://www.v-change.co.jp/


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