専業主婦の93.7%は仕事への不安を持っている

2015/1/14能力開発のエキスパート藤田 聰の「働く女性を応援するコラム」

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先日の日本経済新聞で、「子供のいる専業主婦“働きたい”8割超」というタイトルの記事が目に留まりました。リクルートジョブズ(東京)の調査で、記事を抜粋すると以下の通りになります。

  • 86.2%が働きたいと考えていて、13.8%が働く意向のない人だった。
  • 働きたい人に仕事への不安の有無を問うと「大変不安」が44.3%、「不安」が27.2%、「やや不安」が22.1%で、93.7%が不安を訴えた。
つまり、働きたい人の90%以上が、仕事から長く離れていることや育児との両立などに不安を感じていることが読み取れます。よって、国や自治体には、両立支援の強化や不安解消に向けた取り組みが早急に求められると言えましょう。

この記事から、“専業主婦”を単純に仕事のブランク期間と考えられていることもわかります。前回の記事では、専業主婦のメインワークである子育てとはGM(ゼネラルマネジャー)のような凄い仕事とお伝えしましたが、目的を持って取り組むことで本来の子育てのみならず、2次的な効果として、観察力、忍耐力、想像力、情報収集能力、対人関係力、総合的マネジメント力など、仕事で必要とされる諸々の能力を獲得できることをお伝えしました。

現役復帰できるかどうかは今までの蓄積はさることながら、このような目的意識を持っているかどうかが実は重要なのです。読者の皆さんは是非とも今から目的意識を持って専業主婦の仕事に全うすることがすべての道に通じるのです。

国や自治体や受け入れ先である企業側も意識変革が求められます。双方が同じ意識を持たない限り、リクルーティングシステムは機能しないからです。現状では主婦側も正社員として採用されることは難しいだろう、企業側も即戦力としては厳しいだろうという、お互いに理由なきレッテルが貼られています。

例えば、専業主婦のイメージを刷新するようなキャンペーンやそのポスターを全国的に展開してみるのはいかがでしょうか。私も厚生労働省が地方自治体や各業界の大手リーディングカンパニーと手を組んで、専業主婦のイメージ刷新プロジェクトが組めるように支援できればと思っています。

いわゆる“専業主婦”という固定観念に囚われずに、大いに可能性と天職を発見して下さい。目的を持って取り組まれることで、道は必ずや拓かれることでしょう!


あなたの可能性と適職を再発見しましょう!

藤田 聰

著者プロフィール

藤田 聰さん

株式会社 企業変革創造 代表取締役社長/能力開発のエキスパート

慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程専修。日本IBM、PAOS、組織人事コンサルティング会社取締役を経て独立。2000年、株式会社市場価値測定研究所を設立。2010年、株式会社企業変革創造を設立する。現在、立教大学経営学部兼任講師、日本生産性本部主任講師、AllAboutの「キャリアプラン」・「リーダーシップ」オフィシャルガイドを担当。2015年7月、通算10冊目の著作「夢は目標ではなく、成長の手段である。」をダ イヤモンド社より出版。

株式会社 企業変革創造 http://www.v-change.co.jp/


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