主婦業を活かした仕事を見つけましょう!

2015/2/12能力開発のエキスパート藤田 聰の「働く女性を応援するコラム」

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企業内で30代の方々を対象に、キャリアをテーマにした研修を行うことがあります。この世代の女性は結婚や出産などのライフイベントがあり、なかなか自分の中長期的な展望(ビジョン)を描くことが難しいのが現状です。まだまだ男性の方がライフイベントの影響を受けずに理想の未来像を描くことが可能と言えます。
個別面談などを行っても、結婚や出産を控えている女性は理想的なキャリアをうまく伝えることができず、日々の生活に追われているのが一般的でしょう。上司がこのようなタイミングで、無理に自分の未来を描くことを強いることは合理的ではありません。

こういう時こそ、私は目の前にある仕事や育児に没頭することを心掛けるべきだと思います。仕事であれ育児であれ、明確な目的を持って取り組むことがモチベーションへと繋がり、イキイキとした毎日を送ることができるのです。“石の上にも3年”と言う言葉はもはや今の若い人には通用しないかも知れません。しかしながら、キャリアを考える場合、何をするにしても相応の年季が必要なのです。

仕事柄、職務経歴書等を見る機会が多いのですが、3年間は一つの仕事に全うすることです。あくまでも目安ですが、正社員採用の場合、一般的に3年未満のキャリアはカウントされないと考えるようです。
であれば、育児という3~5年間は専業主婦の仕事と捉え、目的を持って取り組むことです。前回のコラムでも述べましたが、会社でも適用できる様々な能力を獲得することができるのです。


業界の中でも、教育サービス業は主婦業の経験が活かされる仕事が数多く存在していると思います。子育てを経験することで親の有難みを知り、福祉サービス業に関心を持つ方もいることでしょう。思い通りに行かないのが育児なので、そこで培われた忍耐力を武器に、クレーム対応等のコールセンター業務などもこなすことができるでしょう。ママ友などとの情報収集や発信は常日頃行っていると思うので、ITに強い人は主婦向けの情報交換サイト等で経験を活かすこともありでしょう。

正社員にとらわれず、就労形態を柔軟に考えれば、日頃足を運んでいるスーパーマーケットなどでの覆面調査リポート業務といった、自宅でも可能な仕事が見つかるはずです。

今後のキャリアを足元から考えてみましょう。主婦業を最大限活かした形で次の仕事を見つけるというスタンスで始めてみてはいかがでしょうか?


主婦業を活かした適職を再発見しましょう!

藤田 聰

著者プロフィール

藤田 聰さん

株式会社 企業変革創造 代表取締役社長/能力開発のエキスパート

慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程専修。日本IBM、PAOS、組織人事コンサルティング会社取締役を経て独立。2000年、株式会社市場価値測定研究所を設立。2010年、株式会社企業変革創造を設立する。現在、立教大学経営学部兼任講師、日本生産性本部主任講師、AllAboutの「キャリアプラン」・「リーダーシップ」オフィシャルガイドを担当。2015年7月、通算10冊目の著作「夢は目標ではなく、成長の手段である。」をダ イヤモンド社より出版。

株式会社 企業変革創造 http://www.v-change.co.jp/


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