「平成は女時」。女性が活躍する時代に向かって追い風強し

2015/6/10能力開発のエキスパート藤田 聰の「働く女性を応援するコラム」

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以前、私のメンター(=信頼関係に基づく人生経験豊かな良き相談相手)の方から、“明治は男時、大正は女時、昭和は男時、平成は女時”と、歴史は繰り返されることを言われ、妙に納得したことがあります。

肌感覚として、特にこの5年間は女性の時代ですね。勢いがあります。授業等を通じて、新卒学生の就職意識も総じて女子の方が高いと感じます。仕事柄、採用担当の人事の方からお話を伺う機会がありますが、同様の感触のようです。弊社のインターンシップ採用の傾向も然りですね。

成長期までの“量”の時代は体力勝負が成り立つのですが、今や“質”の時代。時間生産性が高いことは必須条件です。限られた時間を有効に使うことに関しては女性が優位と言えるでしょう。色々な役割をこれまで果たしてきたのですから、遺伝子にその情報がインプットされているかもしれません。女性は人として、女として、妻として、親として、仕事以外にも様々な役割を淡々とこなしていくことが求められ、マルチタスクを当たり前のこととして日々行っているのです。
目的意識を明確にすれば、ブランクであったはずの子育ての経験も役に立つものです。5年程度のブランクを経て、将来職場復帰を希望される方は目的意識を持って子育てに取り組むことで、復帰後同僚と対等にやっていくことが十分可能です。


世界的に有名なグローバル企業、例えば、IBM、GMなどは、今のトップは女性です。世界を見れば、大統領や首相も然りです。働きやすさが整備された豊かな時代、性差なくフェアに評価することが求められます。その意味ではまだまだ日本は途上段階と言えましょう。

また「草食男子」「肉食女子」という言葉があるとおり、マーケット上では、男子、女子と言う括り方だけでは十分ではなくなってきているのも事実です。個々の目的や意識の違いが結局のところ行動やライフスタイルの違いに表れており、男女以外のタイプによる括り方が、マーケットを掴む上では重要だと思います。

近年の働き方改革と連動して、人事制度等のハード部分はかなりの速度で改築されてきました。あとはソフトの部分、トップ、ミドル、若手と全ての階層での意識改革が急務でしょう。組織文化を変革するにはまずは一人ひとりの意識を変えることです。意識を変え、行動を変え、習慣を変えることが組織文化の変革に繋がっていくからです。


将来設計をより明確にしましょう!

藤田 聰

著者プロフィール

藤田 聰さん

株式会社 企業変革創造 代表取締役社長/能力開発のエキスパート

慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程専修。日本IBM、PAOS、組織人事コンサルティング会社取締役を経て独立。2000年、株式会社市場価値測定研究所を設立。2010年、株式会社企業変革創造を設立する。現在、立教大学経営学部兼任講師、日本生産性本部主任講師、AllAboutの「キャリアプラン」・「リーダーシップ」オフィシャルガイドを担当。2015年7月、通算10冊目の著作「夢は目標ではなく、成長の手段である。」をダ イヤモンド社より出版。

株式会社 企業変革創造 http://www.v-change.co.jp/


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