パーソナリティーは“ダイバーシティ”の共通言語です!

2016/4/14能力開発のエキスパート藤田 聰の「働く女性を応援するコラム」

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このところ、巷でよく耳にする“ダイバーシティ”と言う言葉、ご存知ですか?

直訳すると“多様性”という意味です。日本企業では、主に“女性の活用”という意味で用いられています。この4月より、アベノミクスの実現に向けた「女性活躍推進法」が施行され、管理職登用や新卒採用等で、目標値の設定とアクションプランを開示することになり、いよいよ、待ったなし!の状況になることでしょう。

“ダイバーシティ”を広く捉えると、女性のみならず、外国人やシニア層の活用も含まれます。また、業種や職種や世代を超えた社内外での繋がりも含まれます。“多様性”のマネジメントシステムを構築した暁にはイノベーション(技術および商品・サービスの革新)を誘発していくことでしょう。イノベーションを誘発するためには、縦・横・斜め-異なる属性の方々と連携し、化学反応を起こしていくかが成功への鍵となります。

日本の企業社会はこれまで男性中心の同質的なものでした。復興期、成長期には“右向け右!”というように、上からの指示に従う昭和のサラリーマン像が最適だったのです。今後は超高齢社会になり、労働力人口もどんどん減っていきますので、女性や外国人や中高年層を戦力として取り込んでいく必要があるのです。

その意味でも、女性にとってはチャンス到来!と言えましょう。


女性の戦力活用の例では、Panasonic社の生活家電、美容や健康部門が成功しています。この部門では、気が利いた新商品が矢継ぎ早に開発されていて、電車内で展開されている広告も、一味違う感があります。例えば、ナノケアのヘアドライヤー等の美容分野は女性が多い職場です。また、台所分野でのLED 照明においても、女性ユーザーへの訴求を重視した専門部隊があり、そこでは女性が活躍されています。

以上、“ダイバーシティ”を広く捉えると、女性、外国人、中高年等の活性化を促し、現代のキーワードである“グローバル”や“イノベーション”とも密にリンクしていることがおわかりになろうかと思います。

最後に、“ダイバーシティ”の共通言語はパーソナリティー(性格特性)です。パーソナリティーの理解は“ダイバーシティ”への近道です。“人は皆違う”という前提で他者と接することができれば、日産自動車の社長であるカルロス・ゴーン氏が指摘するように、自分と違う者に対して興味を持ち、敬意を払える姿勢、理性を超えて他者と繋がれる力(共感力)に結びつくと思うのです。

今回で当連載は終了いたします。ご愛読いただき、ありがとうございました。


“ダイバーシティ”の共通言語であるパーソナリティーを理解しよう!

藤田 聰

著者プロフィール

藤田 聰さん

株式会社 企業変革創造 代表取締役社長/能力開発のエキスパート

慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程専修。日本IBM、PAOS、組織人事コンサルティング会社取締役を経て独立。2000年、株式会社市場価値測定研究所を設立。2010年、株式会社企業変革創造を設立する。現在、立教大学経営学部兼任講師、日本生産性本部主任講師、AllAboutの「キャリアプラン」・「リーダーシップ」オフィシャルガイドを担当。2015年7月、通算10冊目の著作「夢は目標ではなく、成長の手段である。」をダ イヤモンド社より出版。

株式会社 企業変革創造 http://www.v-change.co.jp/


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