職場で男女がすれ違う理由

2012/10/24キャリアが輝くオシゴト術

キャリアが輝くお仕事術

社内に相談できる先輩女性はいますか?
キャリアコンサルタントであり現役部長が、現場から働く女子たちにエールをお送りします!
キャリアを輝かせるヒントから仕事のハッピーを見つけて★

職場で男女がすれ違う理由

 シティリビングが以前開催した働く女性のためのセミナーに、「男女脳ビジネスコミュニケーション」という人気講座がありました。この講座は、男女の脳の構造の違いや生物としての役割の違いが、考え方や行動の差として現れることを理解したうえで、その違いをむしろ利点として認めて、積極的に女性の強みとして発揮していこう、その方法を学ぼう、という方ものでした。

 そもそもこの講座が女性たちに人気だったということは、職場で男性とのコミュニケーションに違和感を持つ女性が多かったということだと思います。男性の上司や同僚に自分の想いがうまく伝わらない、理解されない、評価されていない、と悩む女性がとても多かったのですね。

 では男性は?と私の同僚男性数人に聞いてみたところ、「(女性は)発言の意図がわからないことがある」「感情的になって困る」などの意見がありました。内容としてはせいぜい『仕事がスムーズに運ばないことがあって面倒』程度の感想が大半で、わざわざお金を払って解決策を学ぼうという女性たちほどの強い想いは感じられませんでした。

しなやかに働こう

 まあ、考えてみれば、男女雇用機会均等法からたかだか25年。女性が社会に進出するずっとずっと前から、男性たちは脈々と〝自分たちが最も気持ちよく、最も力を発揮できるやりかたで〟経済大国日本を築いてきたのです。『残念ながら、女性にとって、まだまだ職場はAWAY。職場は男性社会のルールで動いている』―これが今の真実でしょう。男性たちが女性ほどには不自由さや違和感を感じない理由は、ここにあると思います。

 でもね、だからといって〝女性も男性と同じやりかたで同じように戦う〟のはナンセンス。男性が築き上げてきた競争社会に、女性の共感力や共生力、相手を思いやる気持ち、全体性をプラスオンしてこそ、今まで以上に成熟した組織ができるはず。

 ガールズ ビィ アンビシャス!知恵と感性を手に、しなやかに行きましょ!

    キャリアが輝くシゴトの極意
  •  (1) 男女はそもそも違うもの。
  •  (2) 職場は男性社会のルールで動いている。
  •  (3) 男性が築いた競争社会に女性の共感力や共生力を加えて、より成熟した組織に

このコンテンツは2007年~2010年、エフシージー総合研究所の『情宣ニュース』に掲載されたものに一部、加筆修正をして再編集しました。


Profile

鈴木美和
サンケイリビング新聞社デジタルビジネス局デジタルコンテンツ部部長。産業カウンセラー、キャリアコンサルタント。
清泉女子大学卒業。1988年リビング新聞グループに入社。社長秘書、総務、人事、編集、OL・主婦の女性組織管理に従事した後、広告セールスを経験。04年には女性営業チームリーダーに。女性活躍支援事業「アカデミーア・ミネルヴァ」を06年にスタートさせ、10年7月より現職。著書に『どこへ向かうべきか迷っているあなたへ-心の棚おろしで見つけるハッピーワーク&ライフ』がある。

鈴木美和(写真)


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