意外と簡単。相手の気分を害さずに断るコツ

2014/5/19主婦のキャリアアップ応援! キャリアカウンセラー高嶋ちほ子の「悩みスッキリ!ポジティブ処世術」

第18回 意外と簡単。相手の気分を害さずに断るコツ

友人やママ友の子どもの発表会に誘われた時のスマートな断り方は?

  • 「その日は別の予定があって」と、その場ですぐ断る
  • いったん持ち帰って、「やっぱり行けなさそう」と断る
  • お菓子を同封して、手紙で断る

さて、今回のお悩み相談です。

お悩み

中学時代に仲のよかった同級生から、十数年ぶりに電話がかかってきました。最初は世間話だったのですが、7歳のお子さんがダンスをしているという話になり、素敵だね、なんて相槌をうったら、「来月、子どものダンスの発表会があるから、よかったら見に来て」と言われました。やんわりと断ったつもりですが、チケットが2枚送られてきて困っています。そのままにもしておけないし、かといって行くのもおっくうです・・・」
(T美、30歳、既婚、子どもなし)

心の声を聞いて、行きたくないところには行かない

子どもの発表会、おじさんバンドのライブ、上司の奥さんのお茶会・・・「誘われて困るものトップ3」といったら、こんなところでしょうか。私の場合は、これに加えて小劇団の公演のお誘いも多いのですが、ほとんど行ったことはありません。理由は、行きたくないからです。心の声を聞いて、行きたくないものは行かない。20代のころは「誘われたから悪いし・・・」「行かなかったら関係が悪くなるかも・・・」などの理由で渋々出かけていましたが、そんな理由で行っても、まず面白くありません。人生の無駄使いなのでやめました。

そんな私でも、出かけるときはあります。それは、好きな人やかけがえのない人が出演している場合です。家族、親戚はもとより、普段いろんなことを分かちあっている仲のいい友人、そういったいつも自分の味方でいてくれる人の違う一面を見られるのは、とてもうれしいことですよね。そういうときは喜んで足を運びますが、それ以外は興味がなかったら行きません。

© miya227 – Fotolia.com

さて、T美さんの場合です。今は付き合いがない中学時代の友人の子どもの発表会・・・。う~ん、行きたいはずがありません。そんな場合はすぐに断りの電話を入れましょう。向こうもダメもとでチケットを送っているんでしょうから、「実はその日、別の用事が入ってたの。せっかく送ってもらって申し訳ないけれど、チケット返すね」とサクっと言えば、すぐに納得してくれるはず。電話で話しづらかったら、メールで伝えてチケットを郵送するか、それもしづらかったら、一言お詫びのメッセージを添えて、郵送でチケットを送ってもいいと思います。断るポイントは、「時間を空けないこと」です。

人気者は、断るときの返事が早い

私は、いろんな著名人に取材の依頼をすることが多いのですが、ずっと人気があるタレントさんは「断り」が早い。依頼したら次の日には、断りの電話やメールがきます。早い時には1時間くらいで返信がくることも。断る理由はたいてい「スケジュールの都合で・・・」です。本当にスケジュールの都合なのかはわかりませんが、断られた側としてはそこまで詮索しません。取材依頼はこちら側が一方的にしているわけですから、その依頼に対してすぐに対応してもらえただけでも、ありがたいなと思うんです。断られたのに好印象を抱く・・・。いかにスピードが大事かということですよね。すぐに断ってもらえれば、別の人にも当たりやすい。「断るときは、なる早で」というのが、声をかけてくれた人への最大の気配りだと思います。

かわいさ余って憎さ100倍ではありませんが、招待を受けた側が悩んでいる時間と招待する側の期待度は比例します。「どうしようかな・・・」と引き延ばせば伸ばすほど、相手の期待値は上がっていくのです。だったら期待が少ないうちに断ってしまったほうが、双方のためです。T美さんも、勇気を出してさくっと断ってしまいましょう。心のよどみがなくなってすっきりしますよ。

プロフィール

高嶋ちほ子
キャリアカウンセラー・ビジネス書作家

上智大学文学部哲学科卒業。放送作家として活躍後、角川書店『東京ウォーカー』編集部、リクルート『B-ing』『リクナビNEXT』編集部などに在籍し、3000人以上の会社員をはじめ、料理人、クリエイター、作家、経営者、スポーツ選手など1000人以上の業界のトップに取材。編集・執筆に携わった著名人インタビュー『プロ論。』は累計40万部のベストセラーに。著書に『1日5分で「できる人」になれる!出世ドリル』『○○業界の法則事典』(PHP研究所刊)など。米国cce認定gcdfキャリアカウンセラー。

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