行きたくないことがバレない上手な言い訳は?

2014/12/1主婦のキャリアアップ応援! キャリアカウンセラー高嶋ちほ子の「悩みスッキリ!ポジティブ処世術」

第46回 行きたくないことがバレない上手な言い訳は?

ニーチェの名言です。(   )に入るのは、何でしょう?
 
「あなたにとってもっとも人間的なこと。
 
 それは、誰にも(   )を させないことである。」

  • 嫌な思い
  • 恥ずかしい思い
  • めんどくさい思い

さて、今回のお悩み相談です。

お悩み

昔の職場の同僚から飲み会の誘いがきました。行ってもグチだらけだし、正直気が進みません。かといってむげに断ると悪口を言われそうで困っています。うまく断る術はないでしょうか
(K子・情報サービス社員・42歳・未婚・子どもなし)

直感で嫌だと思った誘いは、”すぐに”断る

イラスト/かたおかともこ

直感で嫌だなと思った誘いにはのらないのが得策です。いやいや行って、いいことがあった試しはありません。時間をあけるとどんどん断りづらくなるものですから、気が乗らなかったら、すぐに断りましょう。

では、どうやって断るか。飲み会の日時が決まっている場合は簡単です。「その日は先約が入っていて…」と言えばOK。

困るのは日時が決まっていない場合。子どもや夫がいれば「夜あけられなくて…」と“家庭の事情”を伝えればいいのですが、それが使えない場合は、何と言い訳していいものか、本当に悩んでしまいますよね。

最近ではFacebookなどで日々の行動をオープンにしていることも多く、単に「忙しい」というだけではあからさまに行きたくないことがバレてしまいます。そんなとき、こんな言い回しはいかがでしょうか。

<角が立たない「飲み会に出席できない言い訳」5>
 
1、「資格試験があって、その勉強をしなくてはならないの」
ステップアップなど、自分の将来につながる前向きな理由だと好感度も高く、悪口を言われる心配がないので安心です。
 
2、「大きな仕事を抱えていて、再来月まで自由がきかないの」
これは王道です。職場が違う人にはこれでOK。おちゃめにアレンジするなら、「貧乏ヒマなしとはこのことよ。トホホ」と付け加えても。
 
3、「体調が悪くて、しばらく飲み会は控えているの」
こちらも王道ですが、Facebookなどやっている人は要注意。体調が悪いと言いながら、連日レストランの写真などをアップしていては、相手の心証を悪くしてしまいます。
 
4、「体調が悪くて、落ち着くまで飲み会は控えているの。すでに約束しているものは頑張っていくようにしているんだけど…」
Facebookなどやっていて3が使えない場合は、こちらを。「女子会でーす」とうっかりアップしてしまっても、「これはすでに約束していたものね」と好意的に解釈してもらえます。
 
5、「ペットの体調が悪くて、できる限りついていなくてはならないの。だから、今回は不参加とさせてください」
実際にペットを飼っている人じゃないと、事の重大さが伝わらないという危険性はありますが、心優しい人なら、わかってもらえると思います。

断るときは、「感謝と共感」の言葉をつける

冒頭のクイズの答え、分かりますか? 答えは「あなたにとってもっとも人間的なこと。それは、誰にも恥ずかしい思いをさせないことである」です。ニーチェは人として大切なことは、相手の自尊心を傷つけないことだと説いています。

ではどうしたら、自尊心を傷つけずに断ることができるか。それは“感謝と共感”です。
感謝は「誘ってくれてありがとう」と付け加えることで表せますし、共感は「楽しそうな集まりですね」という言葉を付け加えることで示せます。

以前、大学時代の友人を飲みに誘ったら「仕事で忙しくて、とてもいけない」とそっけない返信がきて、なんだか悲しくなったのを覚えています。普段だったら気にならないことかもしれませんが、仕事がうまくいっていない時期だっただけにショックでした。辛い状況にあると、何でも悪い方にとってしまいがちですからね。

そんなとき、「誘ってくれてありがとう。楽しそうだね。すごく行きたいんだけど、実は今、大きな仕事を抱えていて、再来月まで予定が見えないんだ。時間ができたらこちらから連絡してもいい?」というような感じで感謝と共感を含んだ言い方をすれば、相手の自尊心を傷つけずにすみます。

誘ってくれた相手に恥かしい思いをさせない。それを心がけていれば、断っても相手が傷ついたり、悪口を言われることはありませんよ。大丈夫、大丈夫。

プロフィール

高嶋ちほ子
キャリアカウンセラー・ビジネス書作家

上智大学文学部哲学科卒業。放送作家として活躍後、角川書店『東京ウォーカー』編集部、リクルート『B-ing』『リクナビNEXT』編集部などに在籍し、3000人以上の会社員をはじめ、料理人、クリエイター、作家、経営者、スポーツ選手など1000人以上の業界のトップに取材。編集・執筆に携わった著名人インタビュー『プロ論。』は累計40万部のベストセラーに。著書に『1日5分で「できる人」になれる!出世ドリル』『○○業界の法則事典』(PHP研究所刊)など。米国cce認定gcdfキャリアカウンセラー。

トピックス・インフォメーション

来年1月に「最高齢プロフェッショナル」の講演をします

来年1月に藤沢市の片瀬公民館で「最高齢プロフェッショナルに学ぶ いきいきとした生き方・働き方」という講演をさせていただくことになりました。
お話を聞いてくださる方は60代~90代の方ということですので、これまで88歳のパイロット、89歳のピアニスト、103歳の声楽家、90歳のバーテンダーなど、さまざまなジャンルの「最高齢」プロフェッショナルに取材をした経験から、「生涯現役で働くために必要なこと」「これまでの経験を生かして社会に貢献する方法」「生涯現役で働くための食生活」「若い人からモテる秘訣」などをお話ししようと思っています。
今回の講演は一般の方は入場できないとのことですが、同じような内容で講演を受け付けておりますので、お気軽にご相談くださいね。

■高嶋の連絡先はこちらです
takashima108@gmail.com
■講演の事務所からお問い合わせくださっても大丈夫です
http://www.renaissance-eyes.com/request/2014/09/post_6024.html

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