偉大なピアニストも実践◎緊張を自信に変えるコツ

2015/2/2主婦のキャリアアップ応援! キャリアカウンセラー高嶋ちほ子の「悩みスッキリ!ポジティブ処世術」

第54回 偉大なピアニストも実践◎緊張を自信に変えるコツ

精神科医の齋藤茂太さんの言葉です。(  )に入ることとは何でしょう?
 
できることが増えるより、
(     )が増えるのがいい人生

  • 稼げること
  • 楽しめること
  • できないこと

さて、今回のお悩み相談です。

お悩み

自分なりに頑張って仕事をしてきたつもりなのですが、上司から認められず、子会社に転籍になることになりました。転籍先の仕事は意にそぐわないものなので、転職活動を始めています。2週間に1回のペースで面接に行っていますが、上司に認められなかったことで、すっかり自信喪失してしまい、うまく受け答えができません。何かいい方法はないでしょうか(Y子・正社員・36歳・未婚・子供なし)

93歳の現役ピアニストは、演奏会の前にステーキを食べる

頑張っているのに上司から認められず、子会社に転籍・・・。自信をなくしてしまったY子さんの気持ち、わかります。一生懸命やったのに結果が出ないのは本当につらいですよね。そんな状態で面接に行っても、なかなかいい結果は出ないものです。

面接にいちばん必要なもの、それは明るさと自信です。どんなに能力があっても暗くておどおどしている人を人事は採用したいと思いません。逆に、少々スキルが足りなくとも、明るくて自信に満ちあふれた人の方が採用されやすい。面接官に「一緒に働きたいなあ」と思わせたら、勝ちなんです。

そこで今回は、苦しい時期でも簡単に “明るさと自信”がみなぎる方法をお教えします。

まずは食事。面接の前に何を食べていますか? 緊張して何も食べないなんてことはないでしょうか。 私は講演会の前など、集中してパワーを出さなくてはならないときには、ステーキやハンバーグを食べるようにしています。それも飛び切りおいしいお肉。これは、93歳の現役ピアニストの室井摩耶子さんから教わったことです。

室井さんは、ドイツで「世界150人のピアニスト」に選ばれるほど優れたピアニストですが、演奏会の前には必ず牛肉を食べるんだそうです。ドイツに住んでいたころは生肉を食べていたそうですが、日本では手に入らないのでヒレステーキを召し上がるそうです。私もそれにならって講演会の前に牛肉を食べるようにしたら、いつもより緊張せずにできるようになりました。今日はうまくできたなと思うことも増えたような気がします。

面接に行った先で、おいしいものを食べて帰ってくる

もうひとつ心がけているのは、訪れた先でおいしいものを食べてくること。事前に調べて目星をつけておいて、講演の帰りに寄るんです。要は、仕事だけでなく別の楽しみを作っておくんですね。すると、なんだか気持ちがわくわくして緊張が和らぐんです。気持ちに余裕が生まれて笑顔も出やすくなりますから、いろんなことがうまく回っていくというわけです。

私は食いしん坊ですから、おいしいものを食べられると思うだけで気持ちが高ぶりますが、人によっては地元で人気のカフェによる、雑貨屋で買い物する、美術館に立ち寄るなど、うきうきすることなら何でもいいと思います。

「今日はうまくいかなかったなあ」なんてときでも、その土地でしか食べられないおいしいものをいただくと、「まあ、いっか、楽しかったから」となんだか幸せな気持ちになって、明日への活力が湧いてきますよ。

クイズの答え、わかりますか? 「“できること”が増えるより、“楽しめること”が増えるのがいい人生」。精神科医の斎藤茂太氏の言葉です。斎藤先生は、人の価値は何ができるかではなく、何が楽しめるかを知っていることで決まる、とおっしゃっています。確かに、自分が楽しめることをたくさん知っている人って、幸せそうですよね。Y子さんも、転職活動で楽しむ術を見つけてください。楽しく転職活動をしているうちに、きっと道が開けてきますよ。大丈夫、大丈夫。

プロフィール

高嶋ちほ子
キャリアカウンセラー・ビジネス書作家

上智大学文学部哲学科卒業。放送作家として活躍後、角川書店『東京ウォーカー』編集部、リクルート『B-ing』『リクナビNEXT』編集部などに在籍し、3000人以上の会社員をはじめ、料理人、クリエイター、作家、経営者、スポーツ選手など1000人以上の業界のトップに取材。編集・執筆に携わった著名人インタビュー『プロ論。』は累計40万部のベストセラーに。著書に『1日5分で「できる人」になれる!出世ドリル』『○○業界の法則事典』(PHP研究所刊)など。米国cce認定gcdfキャリアカウンセラー。

トピックス・インフォメーション

「最高齢プロフェッショナルに学ぶ 生き生きとした働き方」の講演をしてきました!

93歳のピアニスト、91歳のパイロット、86歳のライフセーバー、91歳のバーテンダーなど、さまざまな業界の「最高齢プロフェッショナル」から学んだ「生涯現役で楽しく働く生き方」の講演を、江の島にある片瀬公民館でさせていただきました。下は65歳上は95歳と、人生の大先輩相手の講演に初めは少し緊張したのですが、本文にも書いた”肉パワー”で乗り切りました!!やっぱり肉、効きますよ。
講演後にとったアンケートでは、「とても理解しやすかった。ほかの公民館でもやってあげてください。高齢者がいきいきとしてくると思います」とのお言葉もいただき、大成功の2時間でした。

今回はシニア層の方々に聞いていただきましたが、最高齢プロフェッショナルの方々の生き方は、「生涯現役で働きたいと思っている30代40代の方」「働きたくても自分に合う仕事がないと思っている無職の20代の方」など、幅広い層に向けて役に立つ話だと思います。数人のグループから申し込んでいただけますので、下記よりお問い合わせくださいね。
takashima108@gmail.com

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