その人の本質がわかる「ナンバーワン掃除法」

2015/2/16主婦のキャリアアップ応援! キャリアカウンセラー高嶋ちほ子の「悩みスッキリ!ポジティブ処世術」

第56回 その人の本質がわかる「ナンバーワン掃除法」

精神分析学者フロイトの言葉です。(   )に入るのは何でしょう
 
「心とは(    )のようなものだ。
 その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う」

  • クジラ
  • 氷山
  • わかめ

さて、今回のお悩み相談です。

お悩み

幼稚園のママ友仲間で、順番に家を回って“おうちランチ”をしています。そろそろ我が家の番がくるのですが、家がなかなか片付かず、正直めんどうです。何かいい方法はないでしょうか。
(Y子、専業主婦、36歳、子ども一人)

まずは、同じ種類の文房具を1箇所に集める

イラスト/かたおかともこ

家に人を呼ぶのって、確かにめんどくさいですよね。小さい子がいたらなおさらです。でも、1つだけいいことがあります。それは“家が片付く”ことです。掃除大好きでいつも家のすみずみまできれいにしてます、という人なら別ですが、ほとんどの人は来客があるから頑張って片づける、というのが正直なところではないでしょうか。

私も油断するとすぐ物が増えてしまい、そのたびに広い家に引っ越すという、無駄なやどかり生活を繰り返しておりました。そんな私を見て、きれい好きの友人がひとこと。「同じものを1つにすると片付くよ」。

家がなかなか片付かない人は、同じ用途の物を複数持っていても、いろんなところに点在させているから、いくつ持っているかも把握できない。そういった同じ種類のものを一カ所に集めて、1つに絞っていけば確実にものが減る、というわけです。

試しに文房具でやってみました。各部屋にある文房具をひとつにしてみると・・・ホッチキス3つ、はさみ4つ、セロテープ5つ、ボールペン40本、業務用クリップ70個と、まあ出るわ出るわ。同じものってこんなにあるんですね。面白くなったので、台所もやってみると、ティーバックが30個、スライサーが4つ、皮むき器が3つ、大根おろしが3つ、ワインオープナー4つ、まな板3つ、おぼん3つと、ここは料理教室か!と思うほど、いろいろ出てきました。置き場所が一つに定まってないと、どんどん物が増えていくんですねえ。

感覚ではなく、“使った回数”順で残していく

さて、問題はどうやって1つに絞るか、です。私はいろいろ考えて、これにしました。“一番よく使うものだけ残す”。かわいいとかおしゃれとか関係なし!例えば、皮むき器。1つはグリップが黒くてごっついもの。2つめはおしゃれで繊細なステンレス製。3つめはおサルさんの形をした面白皮むき。普段よく使っているのは、圧倒的に1のグリップが黒くごっついものです。おしゃれな自分でありたいと思ってスタイリッシュなものを買ったのに、結局ほとんど使っていない。忙しく料理をしているときは、無意識のうちにいちばん使い勝手のいいものを選んでいたようです。

この「無意識の選択」って非常に重要なんですよ。「自分に本当に必要なもの」って、意外と自分ではわからないものです。でも、何度もそれを選んでいるということは、自分に必要な要素がそこにあるということなんですよね。つまり、一番使っているものだけを残す作業をしていると、いつの間にか“自分の志向”が明確になってくるというわけです。

私は残念ながらおしゃれではなく、実用性。使い勝手をいちばん重視しているんですね。人によっては、見た目のスタイリッシュさを重視する人もいるだろうし、少々使いづらくとも面白さを重視する人もいるでしょう。どれを重視するかは人それぞれ違っていてもいいわけです。大事なことは、“自分の本当の志向に合って選んでいるかどうか”なんです。

さて、今回の件で、自分が意外とつまらない人間だと分かったわけですが(笑)、これ、今後の買い物にも役に立ちそうです。服を買うときでも、実用性があるもの、例えばシワになりにくい素材とか、洗濯機でガンガン洗っても縮まないものとか、そういったものを選ばないといくらおしゃれでも使わないってことです。ああ、もっと早く自分の志向がわかっていれば、タンスの肥やしを増やさずにすんだのに。

クイズの答え、分かりますか?「心とは氷山のようなものだ。その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う」。精神分析学者フロイトの言葉です。

つまり表面に出ている部分はほんの少しで、心の大部分は隠されている。しかもその見えない部分によって、行動が決められてしまうことが多いというわけです。そう考えると、自分に何が隠されているか、知りたくなりませんか。そんな自分の隠された欲望が分かる「ナンバーワン掃除法」。ぜひ、試してみてくださいね。新しい自分を発見することで、きっと毎日が楽しくなりますよ。大丈夫、大丈夫。

プロフィール

高嶋ちほ子
キャリアカウンセラー・ビジネス書作家

上智大学文学部哲学科卒業。放送作家として活躍後、角川書店『東京ウォーカー』編集部、リクルート『B-ing』『リクナビNEXT』編集部などに在籍し、3000人以上の会社員をはじめ、料理人、クリエイター、作家、経営者、スポーツ選手など1000人以上の業界のトップに取材。編集・執筆に携わった著名人インタビュー『プロ論。』は累計40万部のベストセラーに。著書に『1日5分で「できる人」になれる!出世ドリル』『○○業界の法則事典』(PHP研究所刊)など。米国cce認定gcdfキャリアカウンセラー。

トピックス・インフォメーション

2月18日(水)19時より白金でセミナーを開催します。
「今年こそ、稼げるオンナになる! 一流の気配り術」

25年にわたり数多くの著名人に取材してきましたが、次から次へと面白い仕事がきてどんどんお金持ちになる人と、仕事が来なくていつも困っている人の違いは何かというと、それは“気配り”にあったんです。しかもその気配りは誰にでもできるほんのちょっとしたこと・・・。やらないのは本当にもったいない!

そんな話をイベントプロデューサーの方にしていたら、「その話、ぜひ多くの人に伝えよう」という話になり、この度セミナーを開催することになりました。

このセミナーでは、3000人のプロフェッショナルに取材してきた高嶋が実際に受けて感動した「一流の気配り」を実例をあげつつお話しいたします。「収入アップしたい」「一生、仕事に困らない人になりたい」「職場でいい待遇を受けたい」「人間関係の悩みを払しょくしたい」という方、ぜひいらしてください。やってそうでやってなかった「人を感動させる”ちょっとした気配り”のコツ」をお話しいたします。

今回、ナビゲーターを務めてくださるのは、装いコンシェルジュの麻日奈芽実さん。日本パーソナルコーディネーター協会認定パーソナルコーディネーター(R)、国際スタイリングカウンセラー協会(ISCA)認定スタイリングカウンセラー(R)などたくさんの資格を保有されている“美のスペシャリスト”。ちょっとの工夫で第一印象をぐっと良くするおしゃれのアドバイスもしてくださいますよ。
ぜひいらしてくださいね。

<セミナー詳細>
日時:2015年2月18日(水)19:00~21:00(開場18:30)
場所:白金タワー(白金高輪駅直結)
参加費:3800円
主催:「the SEVEN塾」(PearlyTerrace the SEVEN) 
問い合わせ:リナーシェ(担当:前島) 
電話03-5792-8308(月〜金 11時〜20時)
https://gicz.jp/open/05351853

アーカイブ

忙しい主婦(夫)にぴったりの仕事・パート・バイトが見つかる!「おしごとnet」

「おしごとnet」には主婦(夫)のための求人、パート、アルバイトなど仕事情報が満載。「扶養の範囲で」「週3日から」「主婦(夫)歓迎」などの検索ができ、職場の雰囲気、主婦(夫)への優しさを数値化した「主婦(夫)ポイント」などの表示がサイトの特徴です。自宅の近くで、空いた時間に、短時間働けるパート・アルバイト情報から、子どもの成長や生活に合せてステップアップできる仕事、正社員や管理職をめざす仕事までさまざまな仕事を掲載。この「おしごとnet」は、女性のための地域情報紙を1971年から発行、情報を発信してきた「サンケイリビング新聞社」が、主婦(夫)の仕事探し、再就職を応援するためにスタートしたサイトです。