なぜかいつも得をする人になる方法

2015/3/23主婦のキャリアアップ応援! キャリアカウンセラー高嶋ちほ子の「悩みスッキリ!ポジティブ処世術」

第61回 なぜかいつも得をする人になる方法

三島由紀夫の名言です。(   )に入ることは何でしょう。
 
「この世のもっとも純粋なよろこびは、
 (   )のよろこびを見ることだ」

  • 子ども
  • 恋人
  • 他人

さて、今回のお悩み相談です。

お悩み

妹は甘え上手で、実家に行ってはいろんなものを持って帰ります。妹夫婦の方が経済的にはゆとりがあると思うのですが、頻繁にお小遣いももらっているようです。このままでは財産ももっていかれそうで心配です(M子、35歳、パート、子ども2人)

いらないものをもらったら、“行為”に喜ぶようにする

イラスト/かたおかともこ

両親が妹ばかりかわいがる・・・。肉親に限らず、“なぜかいつも得をする人”っていますよね。そういう人の共通点は、“喜び上手”。何かしてもらった時の反応がいいから、また何かしてあげたくなるんですよね。M子さんのご両親も妹さんが特別にかわいいわけではなく、妹さんが喜び上手なので、ついやってあげたくなってしまうのではないでしょうか。とはいえ、財産までとられてしまっては大変ですから、そうなる前に、喜び上手になる方法を身に付けましょう。

<喜び上手になる6つの方法>

1、物ではなく、行為に喜ぶ
喜び下手の人は、いらないものをもらったとき、露骨に顔に出ますよね。一方、喜び上手な人は、どんなものをもらってもすごくうれしそうです。いらないものもあるはずなのに、どうして? それは、相手が自分のために何かをしてくれた“行為”に対しても喜んでいるからなんです。いらないものをもらって「すごく欲しかったの」と言うのは苦痛ですが、「(してくれて)ありがとう。すごくうれしい」と言うのはできますよね。

2、もらったらその場で開封する
私はプレゼントをするのが好きでよく人にものを上げるのですが、その場で開封する人と開封しない人がいて面白いなと思います。やっぱりうれしいのはその場で開けて喜んでくれる人。そういう人には、また何かしてあげようと思います。

3、もらったものをほめる
喜び上手な人は、単に「ありがとう」と言うだけではなく、「おいしそう」とか「すごくかわいい」といった感じでもらったものをほめることができます。もちろんウソをつくのは苦痛ですから思ってないことを言う必要はないのですが、「きれいな色だね」「いい匂い」「珍しいものをありがとう」といった感じでいいところを探すことはできますよね。

4、「いつ使うか」を宣言する
口に出しては言いませんが、贈った相手は「本当に使ってもらえるのか」心の中では不安に思っているわけです。そんなときに「さっそく今日から使います」とか「明日、会社に持って行って食べるね」などと具体的に「いつ使うか」を宣言すると、相手は「役に立った」感が高まり、またしてあげようと思うのです。

5、帰宅後にお礼のメールを送る
渡した時だけでなく、帰宅後に「プレゼントうれしかったです」とメールがくると、贈った方はかなりうれしいもの。わざわざメールするのが面倒なら、別れ際に「プレゼント、ありがとうございました」と言うだけでも効果的。

6、使った感想を送る
これはかなりの上級者だと思うのですが、私の友人に、プレゼントする度に使った(食べた)感想を送ってくる人がいます。数日たってメールをするのはかなり大変な作業だと思うのですが、それだけに送った方としてはテンションあがります。「すごくおいしかった。ありがとう」と一言でいいので感想を伝える習慣ができれば、喜びの達人になれるでしょう。

他人が喜んでいる姿を見ると、自分が幸せになる

使った感想を送るのはなかなかハードルが高いかもしれませんが、あまりする人がいないだけに好感度がかなりアップすること間違いなし。ちなみに使った感想を必ず送ってくる私の友人はトップ営業マンです。それだけの気配りができるから、ビジネス上でもお客さんのハートをがっちりつかめるのでしょう。

冒頭のクイズの答え、分かりますか? 「この世のもっとも純粋なよろこびは、他人のよろこびを見ることだ」。三島由紀夫の言葉です。他人に喜んでもらえると、自分がうれしくなるというのは本能なのだと思います。承認欲求は誰にでもあるので、どんな人でも自分がしたことが役に立つとうれしいし、役に立たないとがっかりします。そしてうれしいと感じたことはまたやりたくなる・・・。物をもらって喜びの表現をすることは、相手を幸せにするだけでなく、結局は自分も幸せになるということなんですね。喜び上手の人は、この仕組みが分かっているんです。M子さんもさっそく今日から喜び上手になってください。きっとすぐに“なぜかいつも得をする人”になれますよ。大丈夫、大丈夫。

プロフィール

高嶋ちほ子
キャリアカウンセラー・ビジネス書作家

上智大学文学部哲学科卒業。放送作家として活躍後、角川書店『東京ウォーカー』編集部、リクルート『B-ing』『リクナビNEXT』編集部などに在籍し、3000人以上の会社員をはじめ、料理人、クリエイター、作家、経営者、スポーツ選手など1000人以上の業界のトップに取材。編集・執筆に携わった著名人インタビュー『プロ論。』は累計40万部のベストセラーに。著書に『1日5分で「できる人」になれる!出世ドリル』『○○業界の法則事典』(PHP研究所刊)など。米国cce認定gcdfキャリアカウンセラー。

トピックス・インフォメーション

<インフォメーション>
脳科学者の中野信子先生に取材しました!

MENSAってご存知ですか? 世界上位2%のIQ所有者のみ入会できる団体です。そのMENSAに所属しているのが脳科学者の中野信子先生です。リクナビNEXTで連載している「プロ論。」の取材でお会いしたのですが、軽快なトークで「ねたみの構造」についてお話しくださいました。「ねたみとの正しい付き合い方」「消費者ニーズのつかみ方」など気鋭の脳科学者が語る仕事論。無理なく楽しい人生を送りたい方、今の生活がつまらない方、ぜひ読んでみてくださいね。
中野信子さんのインタビューはこちらから
http://next.rikunabi.com/proron/

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