主婦の再就職、働く女性の活躍を国が全面的に応援します

2014/8/20働く女性へ最新ニュースを毎週お届け!

女性活力・子育て支援担当大臣
森 まさこさんに聞きました

ホップステップワーキング

主婦の再就職、働く女性の活躍を国が全面的に応援します

森大臣

1964年福島県生まれ。東北大学法学部卒業後、1992年司法試験に合格。2002年第2子出産直後、夫の留学に伴い、事務所を休業して専業主婦としてワシントンDCに2年間滞在。2005年金融庁入庁。2007年参議院議員選挙当選。2009年自民党法務部会長などを経て、2012年第二次安倍内閣入閣

「2人目が生まれたとき、子どもと過ごす時間を大事にするために、2年間専業主婦をしました。それはそれは幸せな時間でした」と話すのは、森まさこ大臣。「だからこそ、一度仕事を離れた人が復職できる制度が重要だと思うんです」

国の成長戦略のひとつ「女性の活躍推進」は、少子化が進む日本の労働力をどう増やすか、という課題に対する一つの答えだ。日本では、第一子出産のタイミングで約6割の女性が離職する一方、約303万人の女性が就業を希望している。

「この潜在的な労働力の活用が、経済の成長につながる。働きたい女性が、働くことができる社会にしていくことが課題です。再就職のために、国が始めているのが『主婦のインターンシップ』事業。ブランクを埋めるための学び直しのプログラムで、実際に企業で実習ができ、日額5000円からの助成金も。それから、現在働いている人に向けた『3年間の育休取得』。いろいろなご意見がありますが、これは企業に向けて職場環境の整備を促すもので、もちろん男性も取れます。子どもは3歳になるまでは本当に手がかかりますよね。どうしても1年で戻れずに辞めた、という声もよく聞きます。とにかく選択肢を増やしたい」

夏には「待機児童解消加速化プラン」が決定し、全国351自治体(8月8日現在)でいろいろな取り組みが始まった。子育てと仕事の両立をめぐる状況は、まさに動き始めている!

子育ての経験は間違いなく仕事の質を上げます
だって、子育ては究極のサービスですから

森大臣

第一印象は目力が強い女性!言葉から、表情から、熱い想いがほとばしる

 「子どもを育てながら働くことを、引け目に思うことはありません。子育ては、間違いなく仕事の質を上げます。100%の愛情を求める赤ちゃんほど、わがままな“顧客”はいませんよね。子育ては究極のサービスなんです。その経験を社内や取引先との関係に生かせば、会社を良くしていくことができるはず」
「男性も同じ。消費者庁で、育休を取った男性を出世させることにしたら、取得率が一気に上がりました。早く帰って育児や家事ができる人のほうが、消費者のことを深く理解できる…部下として有用な人材だと思うから。日本では男性の7~8割が家事をしていないというデータがあります。この家事ゼロをゼロにする、というのも目標です。残業をさせすぎない、社員を早く帰らせる企業を補助金などで応援して、社員のワークライフバランスが取れることが、企業にとって利益になるという考え方を広めていきたいですね」
経済的な視点でいえば、子どもは未来の労働や社会保障の担い手だが、そんな理屈がなくたって、子育ては崇高な仕事。親は第一責任者だけれど、すべての世代が子育てを応援し、支えあっていくべき、と語る森大臣。理想を掲げて、旧来の慣習や考え方に向かい合う、その挑戦は今後も注目だ。

(滑川恵理子)

>>仕事復帰を果たしたミセスの声


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