家族に謝りながらではなく、堂々と働いて

2015/5/15応援VOICE

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主婦の「もう一度働く」を応援するサンケイリビング新聞社の「おしごとnet」から
働きたいあなたを応援するメッセージをお届けします

家族に謝りながらではなく、堂々と働いて

白河桃子さん にお聞きしました

主婦が再就職する時、“壁”となることは?
いつかは専業主婦になりたいと願い、なった後は「もう一度働こう」と考える女性が多くいます。しかし家事・子育てと両立しながら再就職を果たすのはまだまだ簡単ではないのが実情です。主婦の再就職を阻む家庭内の“壁”として以下が挙げられます。

(1)母は“いつも家にいる”という意識
「家に帰るとお母さんがいるのが当たり前」という家庭のあり方のまま、働き始めようとしていませんか? 子どもが帰る午後3時までという条件では、選べる仕事が限られます。あと1時間とか、土日に働くことができれば選択肢は広がります。 今の時代は夫の年収が100万円アップするより、妻が100万円稼ぐ方が現実的。あなたが働くと家族にどんなメリットがあるのか、稼いだお金を何にあてるのかを説明し、働く時間のねん出に協力してもらいましょう。
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白河桃子さん
少子化ジャーナリスト
作家・相模女子大学客員教授。内閣府委員。婚活、妊活、女子など女性たちのキーワードについて発信。著書は「格付けしあう女たち」「専業主婦になりたい女たち」など多数

(2)働いても家族に評価されない
「たった100万円しか稼げないのか」と言う夫もいます。あなたが良妻賢母であることを第一に望み、働くことを評価していないのかもしれません。そんな時は、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのも手。学費や老後の備え、夫の退職や、病気などのリスクを抑える意味でも、あなたが働くことは、家族にとってプラスなのです。 働く術をもたないまま、良妻賢母であることが終わった女性はどう生きていけばいいのでしょう。現在、65歳以上の単身女性の2人に1人は貧困です。夫と子どもに、一生養ってもらえる時代は終わりつつあるのです。

再就職するため、必要なことは?
今の日本は深刻な人手不足。また社会全体が、本気で女性活躍推進に取り組み始めています。再就職するには追い風の時といえます。働きたいと思っている人は、なるべく早く一歩を踏み出した方が後悔しないはず。勇気を出して。

(1)働く時間をしっかり確保する
「家族に迷惑がかからない、平日午後3時まで」という条件は絶対なのか、いちど家庭内調整をしてみて下さい。また自宅から近い職場を選び、通勤時間を短縮するのも重要です。

(2)働く準備をする
なるべく早く、無償でもいいので外に出てみましょう。PTAやNPOなどの活動をして、パソコンを使っておくのもいいですね。スマホ中心になって遠ざかっている場合も多いのですが、ほとんどの仕事では必須です。
まず資格を取ろうとする人も多いですが、その前に自分の強みは何か、何が向いているのかキャリアの棚卸しをしてみましょう。地元をよく知っているなど、採用に結びつく「意外な強み」があるものです。強みとは資格だけではありません。

(3)働きたいメッセージを発信する
「働きたい」と、常にまわりに伝えていると、思わぬ所から声がかかることがあります。以前働いていた会社とのつながりも大事にして。

(4)5年後10年後のキャリアを戦略的に考える
最初は年収100万円かもしれませんが、5年後10年後にどんな仕事をしたいか戦略的に考えるべきです。短い時間しか働けない人こそ、専門性をつけて高い時給を得るのが大事。いますぐには働けない人は夫に投資してもらい、保育士などの資格をとるのもいいですね。

あなたが働くことは、自分にとっても、家族にとっても大事なこと。
堂々と一歩を踏み出しましょう。

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