子どもがいても働ける? 年齢によって最適な預け先は変わります

2014/6/24ママを応援

「子どもの預け先が見つからないと仕事を決められない、仕事が決まらないと保育所が決まらない」というジレンマに陥りがちな預け先探し。仕事が決まっていなくても入所できる施設や、スポットで保育してくれるサービスもあります。まずどんな選択肢があるか知ることから始めましょう。

※下記の内容は東京都を例にとって紹介しています。住んでいる地域の情報は、首都圏の自治体情報リンク集「国の応援、町の応援」から見られます。

0~5歳児の預け先

認可保育所のほか、認証保育所や保育ママなどさまざまな選択肢があります。認可保育園が空いていなくても、認証保育園なら入れる場合もあります。それぞれの特色を理解して、希望する働き方と子どもに合った保育施設を選びましょう。

※参考:よい保育施設の選び方10ケ条(厚生労働省/平成12年)

認可保育所 児童福祉法に基づき国が定めた設置基準(広さ、保育士の数など)をクリアして認可された保育施設。仕事や病気により保護者が子どもを保育できない場合に預かります。公立と私立があります。
・申し込み:区市町村に必要書類を提出。希望者が定員を上回った場合は保護者の労働状況などにより選考で決まります。4月入所については申込期日が決まっている場合もあるので、必ず確認を。
・対象:0歳~5歳
・保育時間:基本11時間
・保育料:子どもの年齢と保護者の課税額によって決まります。
認証保育所
(東京都)
無認可保育所のうち、東京都独自の基準をクリアして認証された施設。就業している・していないに関わらず、誰でも申し込みができます。東京都以外でも同様に、自治体の助成を受けて運営している無認可保育園があります。
・申し込み:直接保育所へ
・対象:0歳~5歳まで(個人などが経営するB型保育所では2歳まで)
・保育時間:13時間
・保育料:自由設定(上限あり)
その他
無認可保育所
・保育ママ(家庭福祉員)
保育士・教員・保健士・看護師の有資格者か、自治体の認定を受けた保育ママの自宅で0~2歳の乳幼児を預かって保育します。
・ベビーホテル
①午後7時以降の保育②子どもの宿泊を伴う保育③時間単位での保育をします。
幼稚園 満3歳以上の子どもに対して就学前教育を行う施設。働いていなくても利用できます。基本1日4時間程度で長時間の保育はしていません。
認定こども園 幼稚園と保育園の良いところを活かしながら、その両方の役割を果たすことを目的とした、幼保一体の保育施設。長いところでは、午前7時から夜8時前後まで開所しています。

ファミリーサポートセンターを活用しよう

ファミリーサポートセンターとは、育児援助を受けたい人と、援助を行いたい人が会員になり助け合う仕組みです。援助をする人は講習会に参加して承認を受けます。援助を受けたい人は保育所の送り迎え、保育所開所時間前後の保育、病後児保育などをお願いするケースが多いようです。原則として保護者の自宅で保育してもらえます。援助を受けたい場合はファミリーサポートセンターへの登録が必要です。

いざという時に、頼れるサービス

「子どもが病気になった」「休日出勤や出張をしなくてはいけない」―。ワーキングマザーには、そんな緊急事態がつきものです。様々な行政サービスが用意されています。上手に活用しましょう。

病児保育 子どもが病気の時に、保護者にかわって世話をします。子どもの健やかな健康を考え、保育士・看護師・医師などによって、保育と看護を行います。
休日保育 日曜・祝日に家庭で育児ができなくなった時、小学校入学前の子どもを預かります。
一時保育 職業訓練・就学・傷病・介護で子育てが一時的に困難になった時、あるいは育児負担軽減などのために、認可保育所や無認可保育所、子ども家庭支援センターなどで小学校入学前の子どもを預かります。
ショートステイ・トワイライトステイ 出産・看護・事故・出張・学校などの公的行事への参加などで、家庭での子育てが一時的に困難になったときに、乳児院・児童養護施設で、小学校入学前の子どもを、1週間以内を原則として預かります。
延長・夜間保育 厚生労働省の認可保育所や一部の無認可保育所で、午後7時から午前0時を目処に延長・夜間の保育を行っています。

小学生の預け先

小学生の預け先として、まず学童保育が挙げられます。学童保育は共働き家庭や母子・父子家庭の子どもたちの、毎日の放課後を守ることを目的とした事業です。設置基準は自治体の方針によって大きく異なり、6年生まで入所できる自治体もあれば3年生までのところもあり、保育時間も午後5時まで、午後7時までと様々。近年では、習い事や塾の役割を兼ねた民間の学童保育サービスも登場しています。また、小学生であれば保育の手間もかからないので、放課後は祖父母が見守っているという家庭も多くあるようです。

著者プロフィール

青木恵美子さん

マザーズハローワーク東京・室長

マザーズハローワーク・マザーズコーナーは厚生労働省所轄の施設で、首都圏では30カ所にある。キッズコーナーの設置など子ども連れで来所しやすい環境を整備し、予約による担当者制の職業相談や、パソコン講習、面接対策セミナーなどを無料で行っているところもある。所在地は厚生労働省HPの「マザーズハローワーク」のコーナーで調べられる。

※当コンテンツは、2014年5月に行った取材をもとに作成しています。最新の制度・求人状況についてはお近くのマザーズハローワーク・ハローワークに問い合わせを。


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