保険料が節約できるかも? 住宅ローン利用時は団信をチェック

2013/5/9花輪陽子の失敗しない<おうち×マネー>

花輪陽子の失敗しない<おうち×マネー>

おうちは人生の中で大きな買い物。そこでファイナンシャル・プランナー花輪陽子さんに、<おうちとマネー>のアレコレを教えてもらいます。これで失敗しない体質を目指そう!

第9回 保険料が節約できるかも? 住宅ローン利用時は団信をチェック

編集部・シホ
編集部・シホ:マイホームを買うと、住宅ローンの返済や管理費・修繕積立金などの支払いで毎月のやりくりが大変ですよね。家計を助ける節約技ってありますか?
花輪さん
花輪さん:節約というと真っ先に食費のやりくりを考えるかもしれませんね。それもよいのですが、今回は一度見直せば後はほったらかしで済む保険の見直しを考えていきましょう。 保険の見直しのタイミングは結婚や出産の時だけでなく、マイホーム購入時もよいタイミングなんですよ。
編集部・シホ
編集部・シホ:マイホーム購入時に保険の見直しも考えるといいのですね。
花輪さん
花輪さん:はい。マイホームを購入する時に多くの人が住宅ローンを利用すると思います。多くの場合、団体信用生命保険(団信)に併せて加入することになっています。主婦の方もよく知っている「夫の万一のときには、ローンはチャラになって家が残る」というものですね。団信の他にも高額な死亡保険にも入っているようなら、死亡保険の保障を減らすのも手なんです。

団体信用生命保険(団信)とは

住宅ローン契約者が死亡または高度障害になった場合、生命保険会社からローン残高に相当する金額が保険金として金融機関に支払われ、ローンが完済となる制度。例えば、夫名義で住宅ローンを組み、夫に万一のことが起こった場合には、遺された家族に住宅ローンは残らず、完済されたマイホームが残ることになる。
編集部・シホ
編集部・シホ:死亡保険を見直すとどれくらい節約できるんですか?
花輪さん
花輪さん:例えば、死亡保険の保障を3000万円分減らすとしましょう。安価なネット生保の保険商品の場合、月5000円程度の保険料を減らすことができます(35歳 男性 10年定期)。商品によってはもっと保険料が高いものもあります。
編集部・シホ
編集部・シホ:見直しをするにはどうすればいいんですか?
花輪さん
花輪さん:今、契約をしている保険会社の商品のまま保障を減らす場合は、契約中の保険会社に問い合わせてみましょう。新たな商品に変えたいという場合はファイナンシャル・プランナーなどのプロに相談してみてもよいですね。
編集部・シホ
編集部・シホ:ところで、住宅ローンを組むと自動的に団信に入ることになるんですか?
花輪さん
花輪さん:いい質問ですね。銀行で住宅ローンを組む場合は、団信に加入することが必須の場合が多いんです。そして、団信の保険料は住宅ローン金利に組み込まれているのが一般的です。住宅金融支援機構の「フラット35」を利用する場合は団信の加入が任意です。団信の保険料に関しても住宅ローンとは別に年1回払うことになります。
編集部・シホ
編集部・シホ:「フラット35」の場合、団信の保険料はいくらになるのでしょうか?
花輪さん
花輪さん:住宅ローンの借入残高と特約料率によって計算されます。例えば、期間35年、元利均等返済で1000万円を借りた場合、初年度は35,800円になります。住宅ローンの残高に応じて、保険料は年々減っていきます(特約料率が一定とする)。
編集部・シホ
編集部・シホ:結構するんですね。団信の保険料を払っているのだから、それを有効活用したほうがよさそうですね。
今回のポイント
住宅ローン返済中の人は団信に加入しているか確認をしてみましょう。高額な死亡保険に入っているなら保障を減らすのも手です。分からない場合はプロに見てもらいましょう。
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花輪陽子さん(写真)

ファイナンシャルプランナー 花輪陽子さん

CFP認定者。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

元外資系の投資銀行に勤務。リーマン・ショックの際に夫婦同時失業を経験しFPに転身。著書に『貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(小学館)、『貯まらん女のお金がみるみる貯まる魔法のレッスン88』(マガジンハウス)など。現在のレギュラー番組に「ニコニコ生放送」「ニコニコ生活講座」がある。

twitter:花輪陽子 https://twitter.com/yokohanawa

花輪陽子オフィシャルサイト http://yokohanawa.com/

 


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