家のリフォーム依頼。増税前に駆け込むほうがおトク!?

2013/12/5花輪陽子の失敗しない<おうち×マネー>

花輪陽子の失敗しない<おうち×マネー>

おうちは人生の中で大きな買い物。そこでファイナンシャル・プランナー花輪陽子さんに、<おうちとマネー>のアレコレを教えてもらいます。これで失敗しない体質を目指そう!

第25回 家のリフォーム依頼。増税前に駆け込むほうがおトク!?

編集部・シホ
編集部・シホ:増税目前ということもあって、リフォームの駆け込み需要が増え出しているそうですね。
花輪さん
花輪さん:このコラムの第13回「タイムリミットはいつ? 増税前の住宅購入」で住宅は「引き渡し」のタイミング時の消費税率が適用されるとお伝えしました。リフォームは契約から完成までに1~2ヵ月かかることもあります。そのため、2014年3月31日までに引き渡しを完了させたい(消費税5%の間にリフォームをしてしまいたい)という人が駆け込んでいるのです。
編集部・シホ
編集部・シホ:契約に至るまでにも、プランニングなどで時間がかかると聞きますから、大規模なリフォームの場合は急いだほうがよさそうですね。
花輪さん
花輪さん:リフォームに関しては、リフォーム減税というものもあるので活用してほしいですね。
編集部・シホ
編集部・シホ:リフォーム減税ですか?
花輪さん
花輪さん:一定の要件を満たすリフォームを行った場合、所得税の優遇を受けることができるんです。「投資型減税」「ローン型減税」「住宅ローン控除制度」と3つの異なる制度があり、それぞれ控除期間や控除額などが異なります。また、要件を満たすリフォームを行った場合、家屋の固定資産税が軽減される制度もあります。

住宅リフォームを対象とした税金の優遇の概要
 
1.投資型減税
耐震、バリアフリー、省エネに関する一定のリフォームを行った場合、最高20万円(太陽光発電装置を設置した場合は30万円)の所得税の控除が受けられる。現金で支払った場合にも受けられる。
 
2.ローン型減税
バリアフリー、省エネに関してリフォームローンを使って一定のリフォームを行った場合に利用できる。控除額は年末ローン残高の2%もしくは1%。5年以上のローン年数が残っていることが条件。
 
3.住宅ローン控除制度
一定のリフォームを行った場合、年末ローン残高の1%の所得税の控除が受けられる。10年以上のローン年数が残っていることが条件。
 

固定資産税の減額措置
 
要件を満たすリフォームを行った場合、リフォームに要した費用の額によらず、一定の割合で家屋の固定資産税が軽減される制度。減額対象期間は1年度分または2年度分。軽減額は耐震の場合、家屋の固定資産税の1/2または1/3。
 
※その他の細かい条件は「一般社団法人住宅リフォーム推進協議会」のホームページなどでご確認ください。

編集部・シホ
編集部・シホ:リフォームに関する税金の優遇制度は多いんですね。
花輪さん
花輪さん:注意点としては、併用ができない制度があるということです。例えば、ローン型減税と住宅ローン控除制度は併用できません。制度が複雑なので、リフォームをお願いする業者などにも相談するとよいと思います。
今回のポイント

リフォームの消費税率は「引き渡し」のタイミングで決まる。消費税率5%でリフォーム代を支払いたい人は急いで。リフォームに関してはリフォーム減税などおトクな制度もあるので要チェック。

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花輪陽子さん(写真)

ファイナンシャルプランナー 花輪陽子さん

CFP認定者。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

元外資系の投資銀行に勤務。リーマン・ショックの際に夫婦同時失業を経験しFPに転身。著書に『貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(小学館)、『貯まらん女のお金がみるみる貯まる魔法のレッスン88』(マガジンハウス)など。現在のレギュラー番組に「ニコニコ生放送」「ニコニコ生活講座」がある。

twitter:花輪陽子 https://twitter.com/yokohanawa

花輪陽子オフィシャルサイト http://yokohanawa.com/

 


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