相続税の条件緩和にも注目!二世帯住宅のメリットと注意点

2013/11/7花輪陽子の失敗しない<おうち×マネー>

花輪陽子の失敗しない<おうち×マネー>

おうちは人生の中で大きな買い物。そこでファイナンシャル・プランナー花輪陽子さんに、<おうちとマネー>のアレコレを教えてもらいます。これで失敗しない体質を目指そう!

第23回 相続税の条件緩和にも注目!二世帯住宅のメリットと注意点

編集部・シホ
編集部・シホ:知人が二世帯住宅を検討しているようです。
花輪さん
花輪さん:一般的に、親世代は現金はあるけどローンが組みづらく、子世代は、現金は少ないけれどローンが組みやすいもの。お互いに経済的なメリットがあるという理由もあって、二世帯住宅を検討する親子も多いようです。
このコラムでも以前ご紹介をした「小規模宅地等の特例」でも、二世帯住宅に有利になるように条件が緩和される予定なんです。
編集部・シホ
編集部・シホ:「小規模宅地等の特例」は、自宅の土地などを相続した場合、相続税のもととなる評価額が8割減額されるというものでしたね。
花輪さん
花輪さん:はい。「小規模宅地等の特例」を受けるには、同居などの要件を満たす必要があります(詳しい要件は第17回を参照)。二世帯住宅の場合、建物の内側で構造的につながっていないと同居とみなされないという規定がありましたが、平成26年1月1日以降の相続については、独立型の二世帯住宅も対象になるなど、条件が緩和される予定です。
編集部・シホ
編集部・シホ:玄関が別だったり、建物内での行き来ができない構造なら、お互いにプライベートも保てそうですね。
花輪さん
花輪さん:独立型の場合は相続したあと、しばらく経ってから賃貸物件として出しやすいため、利便性が高いと考える人も多いようです。
編集部・シホ
編集部・シホ:制度の改正もあって、二世帯住宅はマイホーム取得の選択肢としてますます有効になりそうですね。
花輪さん
花輪さん:注意点として、登記の仕方によっては建物の一部が特例の対象とならない場合があります。登記の方法については、あらかじめ不動産会社や専門家に相談するとよいですね。
今回のポイント

制度の改正後は独立型の二世帯住宅の条件が緩和される予定。親子双方にとって、経済的なメリットが高い二世帯住宅も選択肢のひとつに加えてみては。

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花輪陽子さん(写真)

ファイナンシャルプランナー 花輪陽子さん

CFP認定者。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

元外資系の投資銀行に勤務。リーマン・ショックの際に夫婦同時失業を経験しFPに転身。著書に『貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(小学館)、『貯まらん女のお金がみるみる貯まる魔法のレッスン88』(マガジンハウス)など。現在のレギュラー番組に「ニコニコ生放送」「ニコニコ生活講座」がある。

twitter:花輪陽子 https://twitter.com/yokohanawa

花輪陽子オフィシャルサイト http://yokohanawa.com/

 


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