教育費に加え、二重生活で支出が増加 家の買い換えも検討中

2015/12/24八ツ井慶子の家計簿拝見

質問

教育費に加え、二重生活で支出が増加
家の買い換えも検討中

千葉県・Sさん(44歳)【夫48歳、長男17歳、長女14歳、二男13歳】

3人の子供の教育費が年々増えている中、夫が単身赴任となりました。二重生活で支出が増えているのですが、家の買い換えも検討中です。いくらのローンなら安心して組めるでしょうか。

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八ツ井慶子の家計簿拝見

収支内訳

収入水準から考えると、年間の貯蓄額はそれほど多くありません。おっしゃる通り、教育費や二重の生活費が高いようです。いくらの住宅ローンなら安心して組めるか、といったご質問ですが、答えるのはとても難しいですね。ひと月の家計簿で長期的なローンの見通し判断はできるものではありません。まずはその点をご理解ください。ここでは考え方をお伝えします。

まず、今後かかりそうな教育費の累計額を3人分計算して(1)。いまの貯蓄額1650万円から(1)と現在の住宅ローンの残債440万円を差し引きましょう(2)。次に、今後夫が得られるであろう「手取り収入」の合計を出します。退職金のメドも分かれば足し、さらに家賃収入の見込額も入れましょう(3)。

いまの自宅を売却した場合のざっくりした手取り額を調べ、(2)+(3)に足してください(4)。仲介手数料や税金がかかる場合は、それも考慮するのが望ましいです。

(4)から老後にとっておきたい金額を差し引き、さらに老後までの生活にかかるお金の累計額を差し引くと、住宅取得にあてられる目安の額が出ます。金利負担や諸経費(ローン諸経費、家電や家具の買い換え、引っ越し代など)も考慮し、いくらの物件が買えそうかを検討します。ちょっとたいへんな計算ですが、トライしてみてください。

八ツ井慶子
ファイナンシャル・プランナー(CFP)。生活マネー相談室 代表。個人の家計相談を中心に、講演、執筆活動を行う。

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