頻繁に泊まろうとする図々しい友人も納得。上手な断り方3タイプ

2014/10/20主婦のキャリアアップ応援! キャリアカウンセラー高嶋ちほ子の「悩みスッキリ!ポジティブ処世術」

第40回 頻繁に泊まろうとする図々しい友人も納得。上手な断り方3タイプ

ブラジル・ワールドカップの期間中、ロナウジーニョがリオデジャネイロにある5LDKの自宅を貸し出しました。さて、1泊いくらでしょう?

  • 約1万5000円
  • 約15万円
  • 約157万円

さて、今回のお悩み相談です。

お悩み

夫の転勤で、有名テーマパークの近くに引っ越しました。以来、泊まらせてほしいという依頼が、親戚や友人からしょっちゅう来て困っています。大抵、子連れで早朝からテーマパークに行き、夜の9時ごろ家に来て、そのまま就寝。次の日、朝ご飯を食べて帰っていきます。私たちには子供がいないし、テーマパークには一緒には行きません。ホテル替わりなのに、手土産は小さなお菓子1つ。ひどいときは手みやげもなく携帯メールでお礼がきておしまいです。うまく断る方法はないでしょうか。
(Y美・35歳・パート・既婚、子供なし)

良妻になりきれば、誰も文句を言えない!

イラスト/かたおかともこ

世の中にはずうずうしい人、多いですよね。人気テーマパークの近くもそうですが、京都、パリ、ニューヨークなどみんなが憧れる都市に赴任すると、「泊まらせてほしい」メールがいろんな人から来て、本当に困るといいます。親戚や親しい友人ならまだしも、なかには、この人誰だっけ?というような人から依頼が来ることも多くて、断るのに四苦八苦だとか。

そんなときは、“山内一豊の妻作戦”で乗り切ってみてはいかがでしょうか。山内一豊の妻とは、内助の功で有名な千代のこと。持参金とへそくりで立派な馬を買い、夫を出世させた賢女です。この山内一豊の妻になりきって、頻繁に泊まりに来る図々しい猛者たちを撃退しちゃいましょう!

<頻繁に泊まりに来る図々しい客、撃退法>

1.友人の場合 ⇒ 「夫の親戚が泊まりに来るの」
王道ですが、いちばん当たり障りなく断れます。「夫の親戚が来るだけでいっぱいいっぱいで、友達、呼べないの・・・」と言えば、大抵の人は「大変だね~」で終わります。
 
2.親戚の場合 ⇒ 「夫の仕事が多忙で・・・」
「○○さん(夫)の仕事が忙しくて、このままでは病気になりそう。家ではゆっくり休ませてあげたいんです」と、理由を“夫の健康”にもっていけば、義理の姉や妹も納得してくれます。
 
3.さほど親しくない知人の場合 ⇒ 「実は、B&Bにしたの!」
B&Bとはベッド&ブレックファーストの略。イギリスでよく見られる形式で、一般家庭が朝食付・1泊単位で旅行客に部屋を貸しています。“宿泊目的”で近づいてくる友人には、こちらも割り切って1泊相当分の品物を提示してみては?「泊まりに来る人が多くて、家計を圧迫して困っちゃったからB&B形式にしたの。お米券20キロ分、持ってきてもらえる?朝食しか出せなくてごめんね」と言えば、大抵の人は引き下がります。

いずれの場合も、ポイントは“良妻”をアピールすること。いい妻であろうとするけなげな姿を前にしたら、文句を言う人も、悪口を言う人もいないでしょう。

なんちゃってB&Bで、いっそ家計の足しにする!

日本では知人に有料で部屋を貸す習慣がありませんよね。でも、欧米では一般的。私がスコットランドに留学していたときも、ホームステイ先の一般家庭が、夏になるといろんな国の友人に1泊いくらで部屋を貸していました。夫はエンジニアで、1歳、4歳、7歳の娘がいて、家事や子育てをしながら留学生の下宿人や旅行客の面倒も見るわけですから、今考えると、奥さんのバイテリティはすごいなと思います。でも、その分を教育費に当てて、子供を私立の小学校に通わせていました。その家は一軒家でしたが、ロンドンやニューヨークでは、アパートタイプの家でも間貸ししていましたよ。

お金を取らないまでも、パリに赴任した知人は、泊まりたいと言ってきた人に、宿泊代代わりに現地では手に入らない高級な日本酒や焼酎を銘柄指定して持ってきてもらっていたそうです。「1泊につき、1本」みたいな感じで。

冒頭のクイズ、覚えていますか? ブラジルの有名サッカー選手・ロナウジーニョは先日のブラジル・ワールドカップの際、リオデジャネイロにある豪邸を1泊約157万円で貸し出したとか。借り手がついたかどうかは不明ですが、そのタフさは見習いたいところです。

Y美さんも観光地に赴任になったことをチャンスととらえて、なんちゃってB&Bをはじめてみてはいかがでしょう。さすがに、全く知らない人を泊めるのは無理だと思いますが、知人なら安心です。現金をもらうと税務上めんどうな場合は、お米や日本酒など日用品を宿泊代代わりにもらってみては? 意外と家計の足しになるかもしれませんよ。
一度やってみて嫌気がさしたら、それもいい断り理由になります。「B&Bをやってみたんだけど、それも大変だからやめたの~」と言えば、暗に「ずうずうしい人、お断り」というメッセージになって、いいバリアーになりますよ。大丈夫、大丈夫。

プロフィール

高嶋ちほ子
キャリアカウンセラー・ビジネス書作家

上智大学文学部哲学科卒業。放送作家として活躍後、角川書店『東京ウォーカー』編集部、リクルート『B-ing』『リクナビNEXT』編集部などに在籍し、3000人以上の会社員をはじめ、料理人、クリエイター、作家、経営者、スポーツ選手など1000人以上の業界のトップに取材。編集・執筆に携わった著名人インタビュー『プロ論。』は累計40万部のベストセラーに。著書に『1日5分で「できる人」になれる!出世ドリル』『○○業界の法則事典』(PHP研究所刊)など。米国cce認定gcdfキャリアカウンセラー。

トピックス・インフォメーション

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