10人に1人がスマートデバイスの「紛失」を経験! 忘年会・新年会シーズンの”スマ漏れ”に要注意
2014/12/24働く女性へ最新ニュースを毎週お届け!
仕事ではパソコンが欠かせませんが、その際にさまざまな情報を取り扱うこともありますよね。企業からの情報漏えいが問題になったりもしますが、私は大丈夫とのんびり構えていませんか。
これからの年末年始の長期休暇中は、企業の情報システム管理者が不在になることが多いため、情報漏えいをはじめとしたさまざまなトラブルが多発するとか。この間にトラブルが発生した場合、対処が遅れ、会社のPCやネットワーク環境に大きな被害が及んだり、顧客に対してもウイルス感染が及んだりする可能性があるというから怖いですよね。
つまり、年末年始の情報漏えいには細心の注意を払う必要性があると考えられるのです。被害の事例としては、「ウェブサイトからのウイルス感染」「ID、パスワードの不正利用」「標的型攻撃メール」「DoS攻撃(サービス妨害攻撃)」「SQLインジェクション攻撃」などが挙げられるそう。
その中でも、特に被害件数が多く、私たち一般の従業員も気をつけなければいけないのが「組織情報漏えい被害」。例えば、休暇中に自宅で仕事をするために、秘密情報や顧客の個人情報をパソコンやUSBメモリ、CD/DVDなどの外部記憶媒体で組織外に持ち出し、私用パソコンなど個人の環境で使用する人がいるかもしれません。
するとWinnyなどのファイル共有ソフト経由で情報が漏えいしたり、パソコンやスマホ、タブレットや外部記憶媒体そのものの紛失や盗難により組織外に持ち出した情報が漏えいしてすることもあるとか。そんな「組織情報漏えい被害」の可能性は確かに考えられますね。
エムオーテックスが、スマートデバイスを会社から支給されている全国30代男女のビジネスパーソン600名を対象に行った「業務用スマートデバイスの利用実態」において、情報漏えいリスクとなる「紛失」を10人に1人が経験していることが判明。
「組織情報漏えい被害」は、年末年始の忘年会や新年会の場は特に注意をする必要性があるそう。なぜなら、飲酒によって携帯電話、スマホなどの記憶媒体ごと鞄を紛失してしまう事故が多く発生するから。
業務上、個人情報を含む記憶媒体や書類などを持ち出す場合には、情報持ち出しの規則や、今自分が扱っている情報の重要性をあらためて認識し、紛失することのないよう注意しましょう。これからの忘年会・新年会シーズンは、スマートデバイスを介した情報漏えい “スマ漏れ”に注意が必要だということですね。
エムオーテックスでは、情報漏えい防止を啓発する「NO MORE 情報漏えいプロジェクト」を展開中。プロジェクト発足に合わせて特設サイトをオープンし、「情報漏えい」に対する知識を深め、自分のこととして考えるためにケーススタディやコラムを公開。
そのほか、一般公開アンケートによる意識調査レポートの発表や「情報漏えい」のリスクを分かりやすく覚えることのできる、妖怪キャラクターを用いた“情報漏えい 百鬼夜行”という診断コンテンツを展開しているから、会社の同僚などと一緒に試してみては?
せっかくのお正月休暇が、情報漏えいの対策で台無しになってしまわないように、忘年会や新年会ではお互いに注意を心がけましょう。
・エムオーテックス
公式サイト
バックナンバー