小平市あれこれ

多摩地域、武蔵野台地に位置し、面積は20.51平方キロメートルです。水源の乏しい地域でしたが玉川上水開通後に開拓が進みました。江戸の六上水の1つ、玉川上水によって新田開発され、当時計画された短冊型の地割が今も残ります。上水の一部は現在も東京都水道局が使用しています。主要駅は西部鉄道の花小金井、小平、鷹の台、小川です。花小金井駅周辺には、嘉悦大学、多摩六都科学館、小金井公園などがあります。広大な小金井公園はレンタサイクルも用意され、春には桜の園が花見客で賑わいます。小平駅にはルネこだいら（小平市民文化会館）があり、日本一大きい巨大丸型ポストが設置されています。小平市は今では少ない丸型ポストが都内で一番多く、37本を保有しています。線路沿いのケヤキ並木は小平、東村山両市に広がる小平霊園へと続きます。鷹の台駅は津田塾大学、武蔵野美術大学、東京創価学園など周辺に学校が多く、多くの生徒・学生が利用しています。小川駅は市域で初めて設置された駅で、近くのブリジストン東京工場には日本唯一のゴムとタイヤの博物館、ブリジストンTODAYがあり、無料で見学が可能です。他に小平市の人気スポットとして、小平ふるさと村、平櫛田中彫刻美術館、東京都薬用植物園、東京ガス運営のガスミュージアムなどがあります。江戸時代につくられた鎌倉街道、五日市街道が市内を通っていたため、市では一部に標識、案内板を設置しています。小平天然温泉テルメ小川は日帰り温泉施設には珍しく、全ての浴槽が加水なし、源泉100%の天然温泉で各種メディアにも掲載されています。自然が多く残る市は町づくりの一環として小平オープンガーデンを推進しており、個人の庭を一般開放しています。なかでもテレビで紹介された森田家のガーデンと敷地内のめん処松根が人気です。ブルーベリーの栽培が盛んで、日本三大産地の1つです。ブルーベリーを原料にしたフルーツビール、小平エールが発売されています。