西宮市あれこれ

　大阪と神戸のほぼ中間に位置し、市南部の市街地からはどちらの都市にも電車で約15分と便利な立地。ベッドタウンとして、子育て世代を中心に、住みやすい街として人気を集めています。昭和38年に「文教住宅都市宣言」が出され、良好な住宅環境と文化・教育環境の充実などをめざした街づくりが進められています。「大学のまち」としての顔も持ち、関西学院大学・聖和短大、大手前大学、神戸女学院大学、武庫川女子大学・短大、兵庫医科大学、甲南大学（CUBE）、甲子園短期大学と、9つの大学・短大が立地。また、阪急西宮北口駅周辺は、進学塾の激戦区として知られ、多彩な学習塾が集中しています。各鉄道の主要駅周辺には大型商業施設があり、阪急西宮北口駅には、西宮阪急や阪急西宮ガーデンズ、アクタ西宮、阪神甲子園駅のららぽーと甲子園、阪神西宮駅には、阪神・にしのみや、エビスタ西宮、JR西宮駅のフレンテ西宮があり、サービス・接客業のお仕事が期待できそう。市内の製造業を見ると、飲食料品が占める割合が高いのが特長。六甲山からの伏流水である「宮水」を使った、清酒製造が盛んで、大関や日本盛、辰馬本家酒造（白鹿）、白鷹といった大手酒造メーカーも本社を構えています。食品では、伊藤ハム、イカリソース、エスフーズなどが本社を置いており、西宮浜を中心に、ニッカウヰスキー、森永乳業、神明ホールディング、フジッコなど名だたる大手メーカーの工場も立地しています。市内外からの多くの集客を誇るスポットとして、阪神タイガースのホーム球場であり、高校球児の聖地として名高い阪神甲子園球場、えべっさんや「福男選び」の神事などが毎年注目される西宮神社など、全国的に知られる観光スポットも。ほかにも、子どもが職業体験を楽しめるキッザニア甲子園、「日本さくら名所100選」にも選ばれた夙川公園、日本有数の規模を誇る新西宮ヨットハーバー、自然豊かな兵庫県立甲山森林公園など、見どころも多くあります。