大阪市中央区あれこれ

平成元年（1989年）に東区と南区が合併し、誕生した中央区。大阪の中心に位置する総面積105.6haの広大な大阪城公園は、大阪城天守閣をはじめとする歴史建築物のほか、春には約300本の桜が咲きそろう西の丸庭園、1270本約100種類の梅の花が咲く梅林などの自然が楽しめます。2017年6月には大阪城公園駅前に、レストランやカフェなどが並ぶ新施設「JO−TERRACE OSAKA」がオープン。観光客はもちろん、最大16000人を収容する大阪城ホールで開かれるコンサートなどの帰りに気軽に立ち寄れる場所が誕生しました。大阪城の東側にあるOBP（大阪ビジネスパーク）は、企業がオフィスを構えるビジネス街が広がります。さらに飛鳥から奈良時代にかけて、大阪が日本の都であったことを示す宮殿跡の難波宮跡公園や、NHK大阪放送会館と共同で建設された大阪歴史博物館などは、多くの歴史ファンが訪れる観光スポットです。そのほか、昔から問屋街として発展してきた船場・本町には、繊維、衣料など約1000店舗がひしめく船場センタービルがあります。薬の街として知られる道修町、人形、駄菓子、花火などの卸問屋が並ぶ松屋町、大阪取引所を中心とした金融街の北浜、鮮魚が大半を占め��浪速の台所�≠ﾆ呼ばれる黒門市場で有名な日本橋など個性的な街が顔を揃えます。南海線難波駅・大阪メトロなんば駅および、近鉄線・阪神線の大阪難波駅を中心に、淀屋橋駅、北浜駅、天満橋駅、本町駅、心斎橋駅など多くの駅を有します。大学は大阪女学院大学、大阪経済大学北浜キャンパスなど。商業施設は心斎橋BIG STEP、心斎橋オーパ、なんばCITYなど。企業は、住友生命保険相互会社、武田薬品工業、アートコーポレーション、小林製薬、カプコン、ユニチカ、大阪ガスなど大手企業の本社が多く、主婦向けには事務職の求人が豊富です。中央区役所では2017年から、区内に数多くある歴史や伝承についての豊富な知識があり、趣味や経験を生かした得意分野など「お宝」を伝えることのできる人を「中央区まちのすぐれもん」として募集。人と街をつなぐ架け橋になっています。