東大阪市 あれこれ

東大阪市は、大阪府中河内地域に位置し、北は大東市、西は大阪市の生野区、鶴見区、常套句、平野区、南は八尾市、東は奈良県生駒市、生駒郡平群町と接しています。日本最初のラグビー専用グラウンド、花園ラグビー場があり、「ラグビーのまち東大阪」としても有名。2019年に開催されるラグビーワールドカップの開催地にも選ばれています。日本有数の「モノづくりのまち」として知られ、市内の事業所は6000を超えます。その数は全国で5位、工場密度では全国１位にランクインしています。市内の企業は親会社との系列を持たないところが約9割。それぞれの専門分野に特化した中小企業が、自由な発想で独自の技術を向上させています。その技術力は非常に高く、さらに各企業と近隣の工場とが協力するネットワークを構築することで、多種多様な製品を生み出す原動力に。「なんでも作れる東大阪」「なんでも揃う東大阪」と、国内外から高い評価を受けています。例えば2009年には、各企業の技術者が集まって開発した人工衛星「まいど1号」を打ち上げ、世界で初めての雷の観測などの実験を成功させました。東大阪市で作られた製品が、新幹線や東京スカイツリーにも使われています。こうした企業の事務員や、工場での組み立て・検品作業などの仕事に、パートで就く人も多いようです。主な商業施設としては、近鉄布施駅前にある近鉄百貨店東大阪店やヴェルノール布施、全国のニトリモールの1号店であるニトリモール東大阪、郊外型ショッピングセンターのフレスポ東大阪、フレスポ長田などがあげられます。市内には近鉄奈良線・大阪線・けいはんな線、JR学研都市線・おおさか東線、大阪メトロ中央線が走り、全部で25もの駅がありますが、近鉄布施駅から河内永和駅までの高架下のスペースが商店街になっているほか、河内小阪駅、瓢箪山駅など駅ごとに大小の商店街があります。こうした商業施設も、主婦の働く場所として人気です。