世田谷区あれこれ

世田谷区は東京23区の南西部に位置し、23区で最も人口が多い区です。面積は第2位で、世田谷・北沢・玉川・砧・烏山の5つの地域に分けられます。世田谷地域は三軒茶屋を中心とした商店街の多い地域です。戦後のヤミ市の名残をとどめた路地があり、レトロな街並みが残る一方、近年ではキャロットタワーを中心に再開発が進んでいます。北沢地域は閑静な住宅街が多い地域ですが、下北沢駅周辺（通称シモキタ）はファッション・雑貨・サブカルチャーを中心に発展しています。本多劇場など小劇場が集中している地域があることでも知られ、商業性と文化性の高い人気の街となっています。玉川地域は、深沢、玉川田園調布、尾山台、等々力などがあり、閑静な住宅街が広がっています。砧地域は一部農地もあり、緑の多いのどかな地域です。烏山地域は、緑豊かな烏山と住宅の多い祖師谷周辺からなっています。鉄道は京王線、井の頭線、東急世田谷線、田園都市線、大井町線などが東西に通っていて、南北の移動は主に路線バスです。日本大学や成城大学、駒澤大学など箱根駅伝などで有名な大学が多くのキャンパスを構えており、学生でにぎわうエリアもあります。砧公園や世田谷公園など整備された公園も多く、過ごしやすい土地です。また区内には、吉田松陰を祀る松陰神社や井伊直弼の墓がある豪徳寺、9体の阿弥陀如来像で知られる九品仏浄真寺など、有名な社寺もあります。東京都指定名勝にも指定されている等々力渓谷は、豊かな自然と野鳥を含めた動植物の生態系を有し、都内有数の憩いの場となっています。世田谷区は住宅街が多く、人口が多いので、介護関連や家事代行などの求人が多数見られます。地域によって特色があり、下北沢周辺はファッションやサブカルチャーに関心のある若者が中心。カジュアルな飲食店や古着屋などのショップが多くあります。一方、成城などの高級住宅街では高級なレストランも多く、そのようなお店で働きたい方にはおすすめです。