墨田区あれこれ

墨田区は東京23区のやや北東に位置し、西を隅田川、東を荒川と中川に挟まれた地域です。東京スカイツリーや、巨大な火の玉のようなオブジェを有するアサヒビール本社は、全国的に有名なランドマークとなっています。東京スカイツリーは、自立式鉄塔としては世界一となる高さ634mを誇る地上デジタル放送用タワーで、多数の観光・商業施設やオフィスビルを併設しており、ツリーを含め周辺施設は、東京スカイツリータウンと呼ばれています。また、アサヒグループやライオンが本社を置く一方、墨田区は比較的小規模の事業所が多い「ものづくり」の町でもあります。両国国技館を有し、区内には相撲部屋が多数あります。国技館に隣接する江戸東京博物館は、失われていく江戸、東京の歴史と文化にかかわる資料を収集、保存、展示することを目的に開館しました。隣接する国技館との調和を考え、高床式のユニークな構造の建物になっており、外国人観光客に非常に人気の高い博物館として知られています。区の西端を流れる隅田川は、滝廉太郎の名曲「花」にもうたわれた桜で有名。毎年夏に開催される隅田川花火大会は、大勢の人でにぎわいます。本所にある回向院は、1657年の明暦の大火（通称「振袖火事」）における10万人超の焼死者を埋葬したことが始まり。のちに水死者や焼死者、刑死者などの無縁仏も埋葬されるようになり、すべての生あるものを供養するという考えから、さまざまな動物の供養碑、慰霊碑、ペットの墓なども多数あることで広く知られています。鉄道はJR総武線のほか京成電鉄押上線や東武鉄道伊勢崎線・亀戸線、地下鉄の路線も複数通っており、バスの路線も多く運行されています。相撲や花火など、江戸時代から続く伝統的、文化的所産の宝庫である一方、東京スカイツリーの開業でさらに観光地としてにぎわう墨田区。接客業で外国人を含むさまざまな土地の人と触れ合いたい方におすすめの求人も多くなっています。