介護のパート特集

2018/2/2職種・こだわり別仕事ガイド

人手不足が叫ばれる介護業界。75歳以上の人の割合は、2025年には人口の18.1%、2055年には人口の4分の1と増え、介護を必要とする人は増えていきます。それに従い介護業界で働くパート、アルバイトの数は増え、その待遇の改善も進められています。介護パートの時給は多くのエリアで1000円以上と決して悪くはありません

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関西地区(大阪/兵庫/奈良)

1 介護のパートって資格なしでも可能?

介護の仕事は、資格なしでもできるのでしょうか? 

補助的な立場ですが、無資格でも多くの仕事があります

接客のアルバイト はい、仕事には、資格がなくてもできるものが、たくさんあります。ただし、基本的に、介護をされる人の体に触れるのは、資格者という原則もあり、無資格者は、補助的な立場ということになります。特に、資格がないものが出来ないのは、訪問介護です。訪問介護では、介護を必要としている高齢者の家を訪問し、食事や入浴の介助、衣服の着脱・排泄の介助などの身体介護から、食事の用意や洗濯、買い物などの生活援助を行います。 また利用者の買い物に同行するなど利用者の居宅以外で業務を行う場合もあります。訪問介護員は基本的に1人で様子や状況を見て判断を行う必要があり、専門的な知識と技術を求められます。そのため、介護保険法において介護職員初任者研修などの資格が必須と定められています。

資格なしで働きながら、資格をとることをおすすめ

また、介護の世界では、介護職員初任者研修や、介護福祉士、ケアマネージャーなど、資格保持者は給与面で優遇され、より良い条件のもとでの仕事が可能になります。介護の資格は実務経験がなければ取れないものがほとんどですので、資格なしで仕事に関わりながら、資格をとっていくことをお勧めします。

介護のパートのメリット

パートをしながら、実務経験を重ね、資格取得の権利をえることができるのが、介護の仕事。資格をとることで、キャリアのレベルアップを図ることができます。

2 介護のパートの仕事内容とは

介護の仕事には、どんなものがあるのでしょう。まずは、パートでもできる介護のお仕事のあれこれを。

入浴補助

介護の仕事でもっともよく知られるものに「入浴介助」の仕事があります。入浴は、利用者の新陳代謝を高めるだけでなく、寝たきりや歩行が不自由な方にとっては体を動かすという重要な役割があります。 利用者に負担がかからないように室温や湯温、転倒防止などに細心の注意を、図る必要があります。注意力と、体力のいる仕事ですが、利用者のもっとも落ち着いた一面をみることができたり、利用者に感謝されたりと、やりがいを感じる仕事でもあります。

移動補助

座る、起き上がる、立つ、歩くなどの移動や移動時に必要な動作の補助を行う仕事です。移動動作中によく転倒したり、事故につながったりするのを未然に防ぐ必要があり、体力のいる仕事です。車いすや、介護用ベッド、歩行補助器などをうまく使って、移動がスムーズにできるような工夫が必要です。

食事補助

利用者の食事の補助を行います。特に高齢者の介護に入る場合、噛む力が非常に弱くなっているため、食材を小さくしたり、柔らかくしたり、汁物を多くしたりすると、食事時にのどが詰まらないような配慮も必要です。利用者の食がすすむように話しかけや、工夫も必要。子育て経験者はその経験を活かすことが出来ます。

運動。レクリエーション補助

運動をしたり、ゲームをしたり、折り紙などのカルチャーを体験したりする利用者を助け、スムーズに、楽しく活動できるように、助けたり、見守ったりする仕事です。

就寝補助

就寝前後にベッドメイキングし、就寝補助を行います。寝たきりの方の場合はベッドの角度を変え、安全な就寝をサポートする必要があります。夜中にトイレを希望されたりした際には随時移動補助と排泄補助を行う必要があります。

排泄補助

排泄の補助には、利用者と介護をする側との間の信頼関係が大事です。トイレに行くのが困難な場合、おむつの交換などをする必要があります。

介護のお仕事のポイントは

介護には、さまざまな仕事がありますが、基本的には、介護される方の人権を尊重し、上手にコミュニケーションをとりながら、活動を補助する仕事です。

3 「デイサービス」と「デイケア」との違い

「デイサービス」と「デイケア」、よく聞く言葉ですが、その意味は違います 介護のアルバイト

デイサービスとは

デイサービスは、利用者が、デイサービスセンターや特別養護老人ホームなどに通って入浴、食事、機能回復のための訓練、レクリエーションを行うことのできるサービスです。 一般的な老人ホームは利用者が施設に泊まり込み、介護をする側が利用者に対して、24時間サポートする体制をとっていますが、デイサービスは利用者が自宅から通うスタイルのサービス。老人ホームなどに入居するほど重度の要介護状態ではないけれども、在宅介護をしてくれる家族の負担を軽減したいといった理由で利用することが多いといわれています。介護保険サービスで「通所介護」という名前で呼ばれているサービスです。

デイケアとは

デイケアも同じく、通院によって受けることのできるサービス。介護老人保護施設や病院などの医療施設に通い、主治医の指示を受けて作業療法士、理学療法士、言語聴覚療士などがリハビリテーションを請け負うサービスを「デイケア」と言います。機能維持や回復、排泄や入浴をはじめとする日常生活をできるだけ自分で行えるように機能訓練することが目的のサービス。介護保険サービスで「通所リハビリテーション」と呼ばれているサービスです。リハビリ専用の部屋や設備が用意されているため、より医学的・専門的なサービスをうけることができるのが、デイケアです。

デイサービスやデイケアが受けられるのは?

要介護度1~5に認定されている場合は、デイサービスとデイケアの併用が可能とされています。しかし、要支援1~2の場合は、どちらか一方のサービスの利用しか許可されていません(ただし、介護保険外の支払いで両方をうけることは可能です)。

4 実際に働く職場はどんなところ

デイケアや、デイサービスは、それらが専任に行われる、「デイサービスセンター」や、「デイケアセンター」のほかに、次のような施設の中に「デイケア」や「デイサービス」の施設がある場合があります

特別養護老人ホーム

介護老人福祉施設とも呼ばれ、自治体や社会福祉法人が運営、公的な要素が強い施設。要介護3以上の比較的重度の方が入所します。身体介護は、介護資格を保有者のみですが、介護を受ける人の体に触れない仕事は無資格でも可能です。

有料老人ホーム

主に民間企業が運営。大きくは「介護付き有料老人ホーム」と「住宅型有料老人ホーム」があり、「住宅型有料老人ホーム」は、あくまで高齢者向け住宅で、介護サービスを利用する場合は、訪問介護やデイサービス事業所と契約する形態になりますので、「住宅型有料老人ホーム」自体には、介護の仕事はありません。

介護老人福祉施設、

介護老人保健施設は、医療法人や社会福祉法人などが運営する公的な介護保険施設です。病状が安定し病院から退院した高齢者が、自宅での生活に戻れるよう、医療ケアやリハビリを受けながらすごす施設です。医師も常駐しており、医療管理下での看護や介護を受け、自立生活を目指します。介護老人保健施設は、多くの場合、「デイケア」や「ショートステイ(短期入所療養介護)」を運営しています。

グループホーム

グループホームは身体は元気であるが認知症などで在宅が難しい高齢者を対象としたサービス。基本的に高齢者は認知症を患っています。小規模な施設がほとんどで、アットホームな職場となりますが、特養や老健に比べて給与が安いところが多く、パートを中心に運営しているところが多いといわれています。認知症や、その、生活の援助を学びたい人にはおすすめの施設です。

介護のお仕事探しのポイント

同じかいごの仕事でも、働く場所によって、勤務体系が違います。施設の役割を理解して、自分の勤務しやすい職場を選ぶことが大切です。

5 パートタイマーと正社員との違い

パートタイマーで働く場合と社員として働く場合、どのような違いがあるのでしょうか。

パートタイマーの介護の仕事

パートタイマーの仕事は、あくまでも資格者の補助ということになりますが、介護の仕事では、社員よりもパートの方がむしろ、補助・介助の面で直接、利用者と接しする機会が多いため、パートの仕事は、利用者の相談に乗ったり、悩みを聞いたりなどの、精神的なケアにも、多く関わる仕事です。

正社員の介護の仕事

正社員は基本的に介護報酬や利用者の1日の記録など予定を管理する事務側のタスクが多く、利用者と接する機会は一般的に多くありません。ただし、夜勤対応などに関しては正社員の方が対応することが一般的。体調の管理が欠かせない仕事です。

6 介護のパート面接時で押さえておきたいポイントとは?

介護のパートの面接では、以下のような質問をされることが多いようです。服装にも要注意。

よく聞かれる質問は?

・前職を辞めた(辞める)理由(前に同様なパート経験がある場合) ・志望動機、・経歴・自己紹介、・勤務可能時間帯・時期、・残業ができるかについてなどについて聞かれることが多いようです。

面接時の服装

「カジュアルな服装で」とあっても、「カジュアルな服装」というのは、人によって定義が異なるため、面接時にはスーツやフォーマルな服装がベストです。堅苦しい雰囲気よりは笑顔で好印象をつけて面接に臨んだ方が得策。 お化粧は控えめ、髪が長い場合はきちんとまとめて、が面接の基本です。

面接回答OK例&NG例

  • OKな回答例 経済的な理由だけでなくスキルアップの希望や、やりがいを求める姿勢のアピールできればOKです。
  • NGな回答例 空き時間があるため、といった志望動機や、前職での人間関係の悪さ、上司や同僚の悪口などを前職を離れた理由にするのはNGです。
  • 7 介護の仕事の魅力とは

    介護

    「介護の仕事は、大変」のイメージですが、現場では、多くの主婦の方が働いています。実際に働いている方にお話を聞くと、以下のような魅力ポイントがあげられました。

    自分のライフスタイルに合わせて働ける

    介護職は仕事がハードで、時間の自由が利かない、そんなイメージがありますが、実はそうでもありません。介護の仕事といっても、さまざまな職場があります。通院施設だけをやっている「デイサービス」などに勤務すれば、夜勤はありません。また24時間営業とも言える老人ホーム・介護施設でも、夜勤なしのパート職員をたくさん雇っているところもあります。 一方、夜勤をしてもかまわないと言う方は、夜勤手当で、お金を貯めようと、計画したり、また効率の良い夜勤を行ったりすることで、自分のための自由な時間をたくさん得るという、働き方を選ぶ人もいます。

    年齢・性別に関わらずキャリアアップできる

    「子育てをしながら、自分の働ける時間に働き、実務を積みながら資格取得を目指す方もいます。最近では、保育園が併設されるなど、子育てがしやすいよう環境が整備されている介護施設などもあり、シングルマザーの方が働きやすい設備も整って来ています。また、資格を持てば、性別や年齢の壁がなく働ける仕事です。

    感謝される仕事

    そしてなんと言っても介護の仕事は人から感謝をされる仕事。「ありがとう」「いつも悪いね」と声をかけられる仕事です。人の役に立つことにより、自分の存在価値を、確認することが出来るやりがいのある仕事です。

    長く続けられる仕事

    介護の仕事は、体力を使うから大変。たしかにその面もありますが、さまざまな年代の人が携わる仕事なので、食事の準備やお手伝いなど、体力を使わない仕事もあります。実際介護の世界には、幅広い年代の人々が携わっています。

    家事や子育ての経験が活かせ、またその経験が生活に活かせる

    介護の仕事は家事や子育ての経験が活かせる仕事です。また、この仕事で学んだことは、将来自分の家族の介護や、また自分が介護される立場になった時に活かすことが出来ます。

    8 介護のパートの地域別時給相場 

    資格なしの介護の仕事、パートの時給は以下のようになっています *調査「2018年12月27日 自社サイト調べ
    東京都のパート時給1000円~1500円
    神奈川県のパート時給960円~1400円
    千葉県のパート時給900円~1000円
    埼玉県のパート時給900円~1000円
    大阪府のパート時給950円~1050円
    兵庫県のパート時給900円~1000円

    9 まとめ 

    介護の仕事は、間違いなく今後ニーズの高まる仕事です。人手不足から、資格なしで、パートで働く人の割合が多い業界でもありますが、残業ができる、できない、夜勤のあるなし、その場合の待遇など、条件をきちんと確認しましょう。あなたのライフスタイルに合わせて、経験を積んでいける仕事です。また、介護に関わる仕事の資格は、実務経験がなければ取れないものがほとんど。資格なしで働きながら、資格を取得していくことが推奨される職場でもあります。長く働くなら、資格取得を念頭に置いて、働くことをお勧めします。

    10 働きながら資格取得が目指せる 介護関係の資格まとめ 

    働きながら、キャリアップを目指す資格のいろいろ

    介護職員初任者研修

    「介護職員初任者研修はすべての介護資格の入門となる資格で、旧ホームヘルパー2級の資格に相当します。130時間の研修後、確認の試験を受けて授与される資格で研修の一部を通信教育や土日の学校で受けることもできるため、働きながら受けられる資格として人気です。 上の段階として、介護福祉士を目指すための条件でもある「実務者研修」もあります。

    介護福祉士

    介護福祉士は、養成コースのある大学・短大・専門学校などを卒業すると、国家試験を受けることなく、卒業と同時に取得できる資格ですが、学校に行かない場合は、介護現場での実務経験が3年以上あり、かつ「実務者研修」を受けた人のみが国家試験を受けることができます。国家試験の合格率は年々上がり(とりやすくなっており)29年度は75%。ちなみに社会福祉士の合格率は25%です。

    ケアマネージャー

    ケアマネージャーは、介護認定を受けた本人や、その家族からの依頼によって、介護のケアプランを立てていくのが主な仕事。現在とてもニーズの高い仕事です。ケアマネージャーは、医師・看護師・社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士・作業療法士・理学療法士・栄養士などの資格を持っている人が、5年以上の実務経験を持つことで、初めて受験が出来る資格。都道府県が認定をする資格です。 ケアマネージャーの受験資格がない人で、今からケアマネージャーの資格試験に挑戦したいという人にとっては、「介護福祉士」の資格をとり、それから5年以上の実務経験を経てケアマネージャーの資格をとる方法が最適でしょう。

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