クリーニングのパート特集

2018/2/16職種・こだわり別仕事ガイド

主婦に人気があるのがこの「クリーニングの仕事」。洗濯のこと、生地のこと、染み抜きのこと、なんだかいろんなことに詳しくなれそうなうえ、今までの主婦の知恵も少しは活かせそう、というのがその理由。もちろん主婦の知恵は活かせますが、一口にクリーニングのパートと言っても、窓口、工場と仕事はいろいろ。きちんと仕事の範囲を確認してはじめたいですね

1 クリーニングのパートってどんな仕事?

クリーニング店の受付の窓口で働く場合と、工場で働く場合は仕事内容が違います

クリーニング店で働く場合のお仕事内容

クリーニングのアルバイト

チェーン店の場合、お客様から衣類のお預かり、引き渡し、レジ打ちなどをメインとした受付が主な仕事です。実際には、

  • ①受け取った衣類の検品を行い、他の人のものと混ざらないように、タグなどをつけて分別、クリーニングにまわす下準備をする。
  • ②その後預かった衣類をクリーニング専用の袋に入れ、クリーニング工場と店舗間の配送を行うスタッフに預ける
  • ③クリーニング工場できれいになった商品が店舗に届けられた後は、引き取りにきたお客様の伝票と商品を相互に確認し、引き渡す。
  • といった作業です。個人店の場合、店舗と工場が一体のため、クリーニング業務も処理することになる可能性があります。基本的に個人経営の店舗の場合、店舗経営者やその家族、社員の方が作業を担うことが多いようですが、パートの方にも職務を担ってもらうケースもあります。

    工場で働く場合の仕事内容

    工場で働く場合大きく分類すると、以下のような仕事があります。
  • ●衣類を選択する担当
  • ●プレス担当(Yシャツプレス)
  • ●プレス担当(ドライ品プレス)
  • ●出荷担当
  • 工場では独自のテクニックや作業ノウハウが必要になります。そのため、技術が身につけば、次の仕事獲得には有利になります。

    配送の仕事の内容

    配送の仕事は主に車の運転、積み込みの仕事で、クリーニング店と工場を往復する仕事。車の運転が好きな方にはおすすめです。また、クリーニング店によっては、出来上がった商品の配達を行っていたり、クリーニング品の集配を行っていたりすることもあり、女性のドライバーが歓迎されます。

    2 クリーニング店はクレームが多いって本当?

    クリーニング店に勤務する場合一番気になるのはクレームに対応できるか?ということ

    実際クレームは少なくない

    クリーニングは新品を扱っているわけではありませんので、風合いが変わったなど、お客様の感じ方によってクレームが発生してしまう場合があります。必要なのは、クレームを発生させないように日々のきめ細やかな接客が必要であるということ。普段のお客様とのやり取りを誠意を持って行い、事前の汚れや破損の確認をきちんと行うことが、大切です。業界全体でも、売り上げに対して平均3%のクレームや弁償代などのコストがかかっているとのこと。弁償コストは衣類の損傷以外にもシミ抜きがされていない、仕上がりが間違っているなど人為的ミスによるものなどもあります。対応方法はほとんどマニュアル化されている店舗が多いため、誠実に対応することができれば大丈夫。神経質な人よりも、気に病まず、マニュアルに従って、おおらかに対応できる人の方が、この仕事にあっているかもしれません。



    3 クリーニング店で働くメリット

    クリーニング店で働くことにはいくつかのメリットがあります

    専門の知識を身に着けることができる

    家庭のシミ抜きでは限界があるようなケースでも専門店のノウハウを駆使すればプロ並みの技術を習得することが可能です。

    未経験でも可能

    商品仕分けやクレーム対応、知識、イメージがつかないことが多いので経験が必要そうですが、 研修制度を設けていることが多いため、未経験でもほとんどの店舗で採用されています。

    資格取得でさらなるキャリアアップも期待可能

    クリーニング師という資格があります。クリーニングスキルや知識、衛生管理などにまつわる国家資格で、業界で働き、正社員登用や管理者就任を目指すなら、ぜひ取得しておきたい資格です。もちろん資格取得していない場合でも大丈夫です。

    幅広い年齢層の人とコミュニケーション可能

    子育てがひと段落した30~40代の主婦や未婚女性、学生まで幅広い人が働いている業界です。これまで働いてきた職場には居合わせないような年齢層の人とも環境によっては一緒に働き、交流のできる仕事。学ぶことの多い世界です。

    独立も可能

    チェーン店ではフランチャイズ制度を取り入れている会社もあるため、ある程度スキルがついて、経営もしてみたくなったら、独立も視野に入れて、働くことができます。住宅地などで戸建てをお持ちの方は、定年の心配なく、収入を得ることができます。

    4 クリーニング店の面接で通りやすい志望動機の例

    クリーニング店の面接には、明るく、誠実そうな雰囲気が大切。もちろん清潔な服装に気を配ることは言うまでもありません。さて、志望の動機を聞かれたら、どうしましょう。下記のその例を挙げてみました。 クリーニングのアルバイト

    志望の動機は?

    例1
    洗濯や洋服のことが好きなので、働きながら、もっと勉強してみたいと思いました。数々の例から知識を学び、専門家としてレベルアップをしていきたいと思います。 *知識が学べるからラッキーというばかりでなく、その知識をまた、仕事に反映させていきたいということをアピールするのがいいですね。
    例2
    人と話すことが好きで、それも、同年齢の人ばかりではなく、幅広い年齢の人たちと関わりのある仕事がしたいと思ってこの仕事を選びました。 *ただのおしゃべりではなく、さまざまな年齢の人たちと話して自分をレベルアップしたい旨を話す。ボランティアで、お年寄りと交流したなど、今までの経験でプラスになるものがあれば加えてもいい。



    5 実際にクリーニング店で働いてみた体験談を

    クリーニング店で働く魅力について、近畿2府4県で約250店舗を展開する、ノムラクリーニング(本社・大阪府八尾市)で取材しました。

    お仕事体験談 受付 Fさん(30代)

    入社3年で正社員、6年でリーダー職になることができました 

    6年前に、受付業務のパートを始めたTさん。 持ち込まれた衣類の汚れやボタン、ポケットなどの状態を確認し、品質表示をチェックして、最も適した洗い方を提案するのが仕事です。「1年ほど受付を経験した頃、新店舗でサブリーダーになり、スタッフの育成や仕事の指示、シフトを組むなど店舗の管理を任されました。その後、入社3年目で正社員となり、リーダー職を経験、昨年8月からアドバイザーとして働いています。仕事のやりがいを感じるのは、「きれいになった」と喜んでもらえる瞬間です。「いつでも笑顔とやわらかい対応するように心がけています」。

    お仕事体験談 工場 Aさん(20代)

    主婦の方が多いので、わきあいあいと働いています。 

    預かったお客さまの衣類を洗う「洗い場」と呼ばれる仕事がAさんのお仕事です。濃い色、薄い色などに分けて、検品。汚れや破れがないかをチェックし、汚れていれば、前処理として薬品のスプレーを吹き付け、汚れを取ります。洗い終わったら、今度は素材別に、自然乾燥、タンブラー乾燥、制止乾燥に分けて乾燥します。多いときで約2000点の洋服を洗う日もあるのだそうです。「店舗でのアンケートで、『きれいに仕上がって良かった』と喜んで書いて下さったお客さまがいると、この仕事をしていて良かったとつくづく感じます。主婦の方も多く働いていますし、和気あいあいとした職場です」

    クリーニングのアルバイト

    お仕事体験談 配送 Rさん(20代)

    衣類を配送するしごと。女性の方もたくさんいますよ。 
    店舗で預かった衣類を車で工場へと配送するのがRさん(20代)の仕事。即日仕上げの商品もあり、そのチェックも重要です。そして、洗いあがった衣類を、再び車に積み込み、店舗に納品します。担当するのは40店舗ですが、現在8人で分担しています。「一日5~6店舗を往復します。この仕事でいちばん大切にしているのが安全運転。トラックにもクリーニング店の名前が書いてあるので、どの場所にいても心がけていますね」。男性の仕事のように思いますが、女性の配送スタッフもいるのだそう。「車の運転が好きな方にはおすすめですね。服のことに詳しくなりますし、福利厚生もしっかりしていますよ」

    6 まとめ

    クリーニングの仕事は、さまざまな仕事がありますが、いずれにしても、衣類の知識や洗い方、アイロンのかけ方など、暮らしに役立つどころか、技術としてしっかり身に着けることができる仕事のようです。チェーン店の場合、いくつかのお店を管理するなど、仕事のステップアップを図ることができ、また、希望すれば、フランチャイズ店として、独立できるケースも少なくないようです。衣類を扱うきれいな仕事ですが、かなりまとめて運んだりすることもあり、体力も必要。健康管理が大切な仕事でもあります。

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